【来日記念】バルサの「A to Z」~基本情報からトリビアまでを総まとめ~

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年12月15日

【A~E】クラブ史上に残る黄金時代がドリームチームだ。

クライフ監督の下、豪華タレントが有機的に絡む攻撃サッカーで世界を魅了したドリームチーム。90-91シーズンからリーガを4連覇し、91-92シーズンにはクラブ史上初の欧州制覇(写真)も成し遂げた。(C)Getty Images

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A
AJAX(アヤックス)
  バルサにとってアヤックスは、まさに切っても切り離せないクラブ。監督としては1970年代のリヌス・ミケルスを筆頭に、その後もヨハン・クライフ、ルイス・ファン・ハ―ル、フランク・ライカールトらアヤックスOBが指揮を執った。選手も70年代のクライフとヨハン・ニースケンスを皮切りに、ミハエル・ライツィハー、パトリック・クライファート、フランクとロナウドのデブール兄弟など多数のアヤックス・チルドレンがプレーしている。攻撃サッカーを掲げ、下部組織からの人材抜擢を重視するアヤックスの精神は、OBによっていわばバルサに“移植”され、現在も脈々と息づいているのだ。
 
B
BLAUGRANA(ブラウグラーナ)
  カタルーニャ語でブラウは青色、グラーナはエンジ色の意味で、この2色をチームカラーに持つバルサの愛称。スペイン語では「AZULGRANA(アスールグラーナ)」となるが、郷土愛の強いカタルーニャでは、常に「ブラウグラーナ」が用いられている。
 
C
CULE(クレ)
  熱狂的なバルセロニスタ(バルサ・ファン)の愛称。語源はカタルーニャ語で「お尻」を意味する「CUL(クル)」。20世紀初頭の本拠地だったインドゥストゥリア・スタジアムは手狭で、観客席に座れないファンがスタジアム最後尾の壁に腰掛けて試合観戦していたという。これが外から見ると「お尻の列」に見え、それが転じてバルセロニスタの通称に定着したと言われている。
 
D
DREAM TEAM(ドリームチーム)
  クライフ監督の下、ロナルド・クーマン、ジョゼップ・グアルディオラ、フリスト・ストイチコフ、ミカエル・ラウドルップ、ロマーリオらが躍動し、1990-91シーズンからリーガを4連覇、91-92シーズンにクラブ史上初のCL優勝を果たした黄金時代のチームを指す。92年のバルセロナ五輪・バスケットボール競技で、マイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソンらNBAのスーパースターを揃え、圧倒的な強さで金メダルを獲得したアメリカ代表チームと重ね合わせ、カタルーニャ語でもスペイン語でもなく英語のままクライフ・バルサの愛称となった。
 
E
EL CLASICO(エル・クラシコ)
  スペイン語で「伝統の一戦(英語の「THE CLASSIC」)」を意味し、バルサとレアル・マドリーの一戦を指す。初対戦は1902年5月13日のコパ・デル・レイ準決勝(3-1でバルサの勝利)で、2015年12月時点の公式戦通算成績はバルサの90勝48分け92敗・375得点・388失点。今シーズン最初のクラシコ、11月21日のリーガ11節は4-0でバルサが大勝した。
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