【高校サッカー勢力図】出身都道府県別 選手権出場プレーヤー数ランキング|人材供給に優勝効果、越境入学… 数字から見える現在地

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年12月10日

25~34位|チーム強化の一翼を担う自前の下部組織クラブと中高一貫校。

自前のクラブで育てた選手が着実に戦力となっている藤枝東。今回は2年ぶり25回目の出場だ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 25位~34位は、地元代表校に所属する選手の割合が高いなか、前述した福岡は県外チームに所属する比率が高く、半数が他県の出場選手となっている。一方、福岡県代表の東福岡は、福岡を含む10県の選手から構成されている。
 
第94全国高校サッカー選手権
出身都道府県別 出場選手数ランキング(25~34位)
※( )内は地元代表校の選手数
25位:岩手……30人(30人)
   徳島……30人(30人)
   愛媛……30人(29人)
   熊本……30人(23人)
29位:福井……29人(29人)
   静岡……29人(27人)
31位:秋田……28人(26人)
   島根……28人(28人)
33位:三重……27人(20人)
34位:福岡……22人(11人)
   宮崎……22人(21人)
   鹿児島……22人(21人)
 
注目ポイント5)地域密着型の強化策
 
 チームを強化するうえで、いまや常識となっているのが、下部組織化した自前のクラブで選手を育成する手法である。元々は選手の越境入学などが認められない公立校の地域密着型の強化策として誕生したが、私学でも2012年優勝の鵬翔(宮崎)がセントラルFC宮崎の立ち上げで結果につなげている。
 
 上記に挙がるチームであれば、静岡の藤枝東(藤枝東FC)だ。今年は右サイドアタッカーの曽根大和、ボランチの山口晏侍というふたりの藤枝東FC出身の1年生が主軸を担うなど、しっかりと選手を供給している。
 
 また純然たる下部組織ではないが、滋賀の野洲とつながりの深いセゾンFCは、今回も同校に15名の選手を供給。選手個々の個人技の高さは相変わらずで、再び全国を席巻する可能性も秘めている。
 
 一方で、近年猛威を振るっているのが中高一貫校だ。全国中学校サッカー大会では、2003年の常葉学園橘中が優勝して以来、すべて中高一貫校のチームが優勝。その主力選手たちが翌年、あるいは翌々年に高校の主力として活躍を見せるのだ。多くの場合が地元出身の選手であるため、これも地域密着型強化のひとつと言えそうだ。
 
 現在の高校生が中学時代だった2012年からの優勝チームは、青森山田中(12年)、帝京大可児中(13年)、青森山田中(14年)と、青森山田中が抜群の強さと安定感を誇っている(そして15年も青森山田中が優勝)。事実、今年の青森山田は30人のエントリー予定選手のうち11人が青森山田中出身だ。
 
 上記ランキング内のチームであれば、体育コースのある鹿児島育英館中を姉妹校に持つ鹿児島城西、やはり全国屈指の実力を誇る日章学園中が系列校となる日章学園が挙がる。ちなみに、このふたつの中学チームは、昨年、今年と青森山田中に全国大会決勝で敗れており、選手によっては今後、“リベンジ”という因縁も絡んでくるに違いない。
 

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