• トップ
  • ニュース一覧
  • 正念場の10月シリーズ、2戦1得点の森保ジャパンはどう点を取るのか… 主軸も自信を覗かせたサウジ攻略法は?

正念場の10月シリーズ、2戦1得点の森保ジャパンはどう点を取るのか… 主軸も自信を覗かせたサウジ攻略法は?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年10月06日

長友が語った共通意識の重要性

森保監督を中心にミーティングを行なう日本代表。サウジアラビア戦はいかなる戦いを見せるのか。写真:JFA提供

画像を見る

 ただ、速さを押し出したカウンターばかりに固執すると点につながらなかった時が怖い。ムダに体力を消耗し、終盤に足が止まって一刺しを食らうような展開に陥りかねないからだ。だからこそ、行くところと引くところのメリハリをつけることが肝心。そこは長友も強調していた点だ。
 
「前から行く部分とハメる時間帯と、あとはしっかりブロックを作って相手に持たせる時間帯というのを、みんなで共通意識を持っていれば、僕自身はやれるな、戦えるだろうと思っているので。前から行く時はしっかりとハメて、激しく球際を戦って、切り替えて、そしてショートカウンターを仕掛ける。あとはブロックを作った時は、相手に持たせるんですけど、入れさせた時に前に速く、FWやアタッカーにしっかりつけて、そこからみんなが出ていくというようなサッカーができれば、点は取れると思います」

 国際Aマッチ127試合を誇る百戦錬磨の男が言うように、高度な意思統一と集中力を維持し、苦しい状況をやり過ごしながら、先に点を取って相手を追い込めば、日本は限りなく勝点3に近づけるだろう。キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムの3万人の熱狂的声援も気にならなくなるはずだ。

 理想的展開に持ち込むためにも、まずは先制点を取ることに全集中を注ぐべき。泥臭く貪欲にゴールをこじ開け、勝点3を奪うこと。それを強く求めたい。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
【関連記事】
【セルジオ越後】スタメンや戦術は敵も分かり切っているが…とにかく最低勝点4! 南野には自分の価値を示してほしい
サウジ戦の推奨スタメンは?|“経験”を重視。時間帯次第では勝点1狙いの3バックも【記者の視点】
日本代表、4年前の屈辱が想起される完全アウェーのジッダでの戦い。過酷な気候・環境に、問われる指揮官のマネジメント力
【森保ジャパン最新序列】大一番のサウジアラビア&オーストラリア戦へ。久保ら不在の中盤2列目はどうなる?
「動けなくなるまで、動くしかない」敵地でのサウジ戦に向け、浅野拓磨は“全力”を強調

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年12月18日号
    12月4日(木)発売
    [特集]
    25-26 欧州リーグ前半戦レビュー
    冬の通信簿
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ