守備の完成度は高いが、ゴールをどう奪うのか?
10月は、サウジアラビア、豪州と骨のある相手との対戦が続く。劣勢に立たされる時間も増えるだろう。
幸い守備は素早いトランジションの意識が高く、組織的にハメる守備もできている。選手はデュエルの強さも発揮し、全体の守備の完成度は高い。そこは森保監督の真骨頂だろう。
幸い守備は素早いトランジションの意識が高く、組織的にハメる守備もできている。選手はデュエルの強さも発揮し、全体の守備の完成度は高い。そこは森保監督の真骨頂だろう。
だが、ゴールをどう奪うのかは、不安が募るばかりだ。
今さらだがある程度、オートマティックに動く攻撃の型を考えていくべきではないだろうか。それがワンパターンだとしてもねちっこく継続していくことで穴や隙ができてくる。強い相手には、同じパターンで硬い岩盤を何度も叩く作業が必要になってくる。
攻撃の型を指揮官が明確に示す。試合中の攻撃面の指示も含めて、そこをクリアにしていかないと、W杯では守れるけど点が取れない、南アフリカW杯時のサッカーに戻ることになる。
文●佐藤 俊(スポーツライター)
今さらだがある程度、オートマティックに動く攻撃の型を考えていくべきではないだろうか。それがワンパターンだとしてもねちっこく継続していくことで穴や隙ができてくる。強い相手には、同じパターンで硬い岩盤を何度も叩く作業が必要になってくる。
攻撃の型を指揮官が明確に示す。試合中の攻撃面の指示も含めて、そこをクリアにしていかないと、W杯では守れるけど点が取れない、南アフリカW杯時のサッカーに戻ることになる。
文●佐藤 俊(スポーツライター)