大迫、堂安の状況は慎重に見極めるべき。古橋のゼロトップもあり得る
大迫と堂安に関しては、長友や南野よりは状況はいいと言えるが、長距離移動の伴うタフな2連戦でフル稼働できるかどうかは、慎重に見極めた方がいい。堂安の右サイドは、伊東がいるし、久保や原口元気(ウニオン・ベルリン)も控えているので、チームとしてそこまで深刻に捉える必要はなさそうだが、大迫のスタミナ面や実戦感覚には細心の注意を払うべき。少しでも不安があるなら、古橋亨梧を最前線に配置してゼロトップ的に戦うなどのオプションを準備した方がベターと言える。
試合途中からでも大迫に依存せず優位に試合を運べれば、敵をかく乱しやすいし、戦術のバリエーションも広がる。東京五輪でも森保監督はそういった部分で物足りなさを感じさせただけに、最終予選では幅のある戦い方をぜひとも示してほしいものである。
いずれにしても、まずは2日のオマーン戦だ。「絶対に失敗できない大一番」で、主力選手たちがベストなパフォーマンスを発揮して、長友が言うように相手を圧倒することができるのか……。森保ジャパンの真の勝負がいよいよ幕を開ける。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
いずれにしても、まずは2日のオマーン戦だ。「絶対に失敗できない大一番」で、主力選手たちがベストなパフォーマンスを発揮して、長友が言うように相手を圧倒することができるのか……。森保ジャパンの真の勝負がいよいよ幕を開ける。
取材・文●元川悦子(フリーライター)