残り5試合で残留を掴めるか
スベンソンは丁寧に選手とコミュニケーションを取りながら、実直にチームの建て直しを進めてきた。そしてそうした取り組みが結果として目に見える形で表れてきたことで、チームの自信はさらに力強いものになり、5試合を残して、残留圏の14位に浮上している。
自動降格圏である17位ケルンとの勝ち点差は5ポイントだが、安心している暇は全くない。最終節まで残留争いはし烈なものとなるだろう。
自分たちらしさを取り戻したマインツは、残りのリーグ戦でどのような戦いぶりを見せてくれるのだろうか。新指揮官の手腕に期待が集まる。
自動降格圏である17位ケルンとの勝ち点差は5ポイントだが、安心している暇は全くない。最終節まで残留争いはし烈なものとなるだろう。
自分たちらしさを取り戻したマインツは、残りのリーグ戦でどのような戦いぶりを見せてくれるのだろうか。新指揮官の手腕に期待が集まる。
筆者プロフィール/中野吉之伴(なかの きちのすけ)
ドイツサッカー協会公認A級ライセンスを保持する現役育成指導者。執筆では現場での経験を生かした論理的分析が得意で、特に育成・グラスルーツサッカーのスペシャリスト。著書に「サッカー年代別トレーニングの教科書」「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」。WEBマガジン「中野吉之伴 子どもと育つ」(https://www.targma.jp/kichi-maga/)を運営中