「スペクタクルでも華美でもない。だが頑丈」なフランスを象徴
そして最後はプレーインテリジェンスだ。タックルに行くのをけっして怖がらないが、小さくて軽い身体をスピード、俊敏さ、テクニックに活かし、むやみにフィジカルコンタクトしないよう巧みにプレーしている。まるで蝶が舞うようにひらりとかわしながら、それでいて巨大な運動量を実現するのが「グリジ」なのだ。
前述のリザラズはいまのフランス代表を、「スペクタクルでも華美でもない。だが頑丈」と表現しているが、それは中心選手であるグリエーズマンのスタイルそのものと言ってもいいのかもしれない。
この「小さな王子」を先頭に、フランスはいよいよ、EURO2020(2021年6月11日開幕)の準備に突入する。
取材・文●結城麻里
text by Marie YUUKI
前述のリザラズはいまのフランス代表を、「スペクタクルでも華美でもない。だが頑丈」と表現しているが、それは中心選手であるグリエーズマンのスタイルそのものと言ってもいいのかもしれない。
この「小さな王子」を先頭に、フランスはいよいよ、EURO2020(2021年6月11日開幕)の準備に突入する。
取材・文●結城麻里
text by Marie YUUKI