「代表に来るといつだって幸せ」
本人もボスニア戦後、「代表にくるといつだって幸せ」と笑顔をこぼし、フランスではグリエーズマンの新セレブレーションがテレビ画面を賑わせている。近く第3子も迎えるらしく、父親としてもリーダーとしてもますます成長している様子だ。
だが、謎もある。メッシやクリスチアーノ・ロナウドやエムバペのように華々しい選手ではないのに、なぜこれほど不可欠になれるのか、という点だ。そこでよく見てみると、ある驚きの事実が浮き彫りになってくる。それは怪我の少なさである。代表だけではなく、実はクラブでもほとんど怪我していないのだ。
グリエーズマンはプロキャリア12年を誇るが(レアル・ソシエダ5年、アトレティコ・マドリー5年、バルセロナ2年)、怪我で欠場したのはクラブと代表を全て合わせてもたった8試合。2012年(クラブ3試合)、2016年(代表1試合)、2017年(クラブ1試合)、2020年(クラブ3試合)のみだ。
だがグリエーズマンは、C・ロナウド流の猛烈筋トレはしていない。では何が秘訣なのか。どうやら答は、バランスのいい食事と疲労回復とインテリジェンスのようだ。
だが、謎もある。メッシやクリスチアーノ・ロナウドやエムバペのように華々しい選手ではないのに、なぜこれほど不可欠になれるのか、という点だ。そこでよく見てみると、ある驚きの事実が浮き彫りになってくる。それは怪我の少なさである。代表だけではなく、実はクラブでもほとんど怪我していないのだ。
グリエーズマンはプロキャリア12年を誇るが(レアル・ソシエダ5年、アトレティコ・マドリー5年、バルセロナ2年)、怪我で欠場したのはクラブと代表を全て合わせてもたった8試合。2012年(クラブ3試合)、2016年(代表1試合)、2017年(クラブ1試合)、2020年(クラブ3試合)のみだ。
だがグリエーズマンは、C・ロナウド流の猛烈筋トレはしていない。では何が秘訣なのか。どうやら答は、バランスのいい食事と疲労回復とインテリジェンスのようだ。
食事については、5年前から自宅に料理人を雇い、魚介類、鶏肉などの白身肉、緑黄色野菜、でんぷん質野菜をベースにした献立にしている。少年時代にどうしてもマクドナルドが食べたくなり、友人とこっそり食べに行ったと自伝に紹介されているが、若いときから食事に気をつけてきたことが窺えるエピソードだ。
疲労回復についてはもっと徹底している。トレーニング後のシエスタ(昼寝)を欠かさず、子どもの夜泣きなどで睡眠が妨げられる場合は、シエスタ時間を延長して疲労を回復する。バカンスもしっかりとって英気を養い、フレッシュな心身でピッチに戻れるようにする。
2016年にひどい打撲を食らったときも、「マドリードに帰って朝、昼、晩と治療する。他のことは何もしない。治療するのみ」と語り、10日後にはレアル・マドリー相手のダービーにフル出場したという武勇伝が残っている。最近は専属運動療法士も雇って、疲労回復マッサージや筋肉療治に専念している。
疲労回復についてはもっと徹底している。トレーニング後のシエスタ(昼寝)を欠かさず、子どもの夜泣きなどで睡眠が妨げられる場合は、シエスタ時間を延長して疲労を回復する。バカンスもしっかりとって英気を養い、フレッシュな心身でピッチに戻れるようにする。
2016年にひどい打撲を食らったときも、「マドリードに帰って朝、昼、晩と治療する。他のことは何もしない。治療するのみ」と語り、10日後にはレアル・マドリー相手のダービーにフル出場したという武勇伝が残っている。最近は専属運動療法士も雇って、疲労回復マッサージや筋肉療治に専念している。