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【五輪1年延期の明暗③】A代表も手薄の最前線。「ボールが集まっている」上田綺世にポスト大迫勇也の期待も

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2020年12月25日

本大会までの半年で新たな人材が台頭してくる可能性も否定できない

サイドでの起用がメインとなりそうな前田(写真)。浅野とともにスピードを生かした突破力に期待が懸かる。写真:滝川敏之

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 さらに言えば、ウイングやサイド要員としても考えられている前田大然と浅野雄也のサバイバル競争も1つの注目点。過去の実績と国際経験で分がある前田は「浅野選手だけじゃなくて、今、選ばれている選手全員がライバル。でも仲間でもある。みんなでしっかりと高めていけたらいい」とこの状況を歓迎していた。

 浅野の方は「ドリブルはずっとこだわってきた部分。そこは出していきたい」と前田との差別化を図りながら、存在価値を印象付けようと考えている。左利きでCKも蹴れるところは、爆発的スピードをウリにする前田とは明らかに異なる点。彼らのどちらがチームにフィットするかを森保監督も改めて見極め、最終的な判断を下していくつもりだろう。

 この4人のみならず、東京五輪世代のFW陣には小川航基(磐田)や田川亨介(FC東京)らもいる。本大会までの半年で新たな人材が台頭してくる可能性も否定できない。こうした面々が競争を繰り広げ、最終的に大迫をしのぐほどのA代表の1トップ候補が出てきてくれれば、最高のシナリオだ。それが現実になるように、まずは今回のメンバーに今後につながるパフォーマンスをしっかりと出し切ってほしいものだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
 
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