「エゴイズムをより出したい」
――ゴール数が増えたことで昨季は3月のキリンチャレンジカップでA代表に初選出され、カタール・ワールドカップ・アジア2次予選にも出場。12月のE-1選手権ではA代表初ゴールも決めました。今季もワールドカップ予選が行なわれますが(9月からは最終予選がスタートする予定)、日本代表への想いは?
「もっと結果を残したいですね。ただ、代表に選ばれるためには札幌で目に見える成績を残さなくちゃいけない。世界と対等に戦うためにも、Jリーグで手を付けられないFWになる必要性があります。そのためには我を出していきたいです。日本人FWらしくないというか、ストライカーらしさ、自分が決めるんだという、エゴイズムをより表現したいですね。『俺にボールをくれ!』くらいの気持ちでいきたいです」
――実際にA代表の活動に参加して感じたのは課題?それとも手応え?
「足りないと感じる部分が多かったです。クラブでは誰がどういうタイミングでパスを出してくれるか、大体、分かりますが、代表ではその場で合わせていかないといけない。でも合わせる時間も短いですからね。FWは出し手との共通理解が大事。そのなかで点を取るには個人能力が必要で、毎回、メンバーが変わっても点を取り続けるにはやはり自分の力を高めるしかないと思うんです。ただ、その点はさらに成長できるとは思っています」
――ここまでの自身の成長速度はどう感じていますか?
「(今年)26歳ですからね。遅いとは感じますよ。でも過ぎた時間はもう仕方がない。これからどれだけのことができるか。そこが重要です」
「もっと結果を残したいですね。ただ、代表に選ばれるためには札幌で目に見える成績を残さなくちゃいけない。世界と対等に戦うためにも、Jリーグで手を付けられないFWになる必要性があります。そのためには我を出していきたいです。日本人FWらしくないというか、ストライカーらしさ、自分が決めるんだという、エゴイズムをより表現したいですね。『俺にボールをくれ!』くらいの気持ちでいきたいです」
――実際にA代表の活動に参加して感じたのは課題?それとも手応え?
「足りないと感じる部分が多かったです。クラブでは誰がどういうタイミングでパスを出してくれるか、大体、分かりますが、代表ではその場で合わせていかないといけない。でも合わせる時間も短いですからね。FWは出し手との共通理解が大事。そのなかで点を取るには個人能力が必要で、毎回、メンバーが変わっても点を取り続けるにはやはり自分の力を高めるしかないと思うんです。ただ、その点はさらに成長できるとは思っています」
――ここまでの自身の成長速度はどう感じていますか?
「(今年)26歳ですからね。遅いとは感じますよ。でも過ぎた時間はもう仕方がない。これからどれだけのことができるか。そこが重要です」
――では、最後に今季のチームの仕上がりについても訊かせてください。今オフは湘南にレンタル移籍した岩崎悠人選手を除く全員が残留し、新加入は大卒3人と新助っ人2人と、出入りが少なかったです。
「コンビネーション、戦術理解度は他のチームより進んでいると思います。昨年多かった失点を減らせれば、優勝争いできるチームだと信じていますし、ポテンシャルはあります。そこは楽しみですね」
――練習試合だとなかなか思うような結果は出ませんでしたが(2月16日のルヴァンカップの初戦・鳥栖戦は3-0で勝利)、不安はないですか?
「今年はより前からのプレスを意識するようになり、上手く奪えている場面もあります。練習試合ではポジティブな部分とダメだった部分が出て、そこを学べたのは大きいと個人的には思っています。こうやったらこういう現象が起こるんだなと確認もできました。プレスをかけるならよりコンパクトに、共通意識を持ってプレーしたいですね」
――攻撃的なスタイルは今季も変わらない?
「高い位置で奪えれば点につなげられる可能性は上がります。ビルドアップも大事ですが、高い位置で奪ったら数本のパスでゴールへ持っていける。そこはキャンプでやってきたことを表現したいです。それに昨年通り、引いてくる相手もいるはずなので、ポゼッションも変わらずにやっていきたいです」
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
「コンビネーション、戦術理解度は他のチームより進んでいると思います。昨年多かった失点を減らせれば、優勝争いできるチームだと信じていますし、ポテンシャルはあります。そこは楽しみですね」
――練習試合だとなかなか思うような結果は出ませんでしたが(2月16日のルヴァンカップの初戦・鳥栖戦は3-0で勝利)、不安はないですか?
「今年はより前からのプレスを意識するようになり、上手く奪えている場面もあります。練習試合ではポジティブな部分とダメだった部分が出て、そこを学べたのは大きいと個人的には思っています。こうやったらこういう現象が起こるんだなと確認もできました。プレスをかけるならよりコンパクトに、共通意識を持ってプレーしたいですね」
――攻撃的なスタイルは今季も変わらない?
「高い位置で奪えれば点につなげられる可能性は上がります。ビルドアップも大事ですが、高い位置で奪ったら数本のパスでゴールへ持っていける。そこはキャンプでやってきたことを表現したいです。それに昨年通り、引いてくる相手もいるはずなので、ポゼッションも変わらずにやっていきたいです」
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)