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ミシャから学んだゴールを奪う極意とは?札幌のエース・鈴木武蔵が描くJ得点王への青写真【特別インタビュー】

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2020年02月20日

「ミシャさんとの出会いは大きい」

ミシャことペトロヴィッチ監督から様々なことを学んでいると話す鈴木。今季も信頼する指揮官の下で活躍を誓う。(C)SOCCER DIGEST

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――2018年には長崎で自身初のふた桁得点となる11ゴールを奪い、札幌に移籍した昨季は13ゴール。この2年で急激に得点数を伸ばしていますが、その要因はなんでしょうか?
 
「少しずつゴールを奪えるポイントを見つけられるようになっています。その点では長崎での経験も貴重でしたし、ミシャさんとの出会いも相当に大きかったです。今まではゴール前で動きすぎていましたが、ミシャさんからは、タイミング、動かない重要性を学びました」
 
――動き出しに関して教わったと。
 
「FWは基本的にはダイアゴナル(斜め)の動きを意識する選手が多いと思うんです。僕も以前はそうでした。ただそればかり意識するとゴールから距離が遠くなってしまう場面があります。そこはミシャさんに『ボールとゴールが同一視野に入るポジションを常に取るように』と教わりました。なので、今はパスを受ければ、直接、もしくは仕掛けて、最短距離でゴールを狙える位置にいるようにしています。そうすればDFも守りにくいはずです」
 
――確かにフィニッシュまでの流れがスムーズになったように感じます。
 
「味方がパスを回している時に、どこで動き出せば効率的にボールを引き出せるかを今まで以上に考えるようにもなりました。相手DFの一歩先を読むというか、味方がパスを出しそうな瞬間に一気にスピードを上げる。全速力で走り回るのではなく、メリハリを付けられるようになったからこそ、昨年も二桁ゴールを奪えたんだと思います」
 
――そうすると、自分のなかでゴールを奪う秘訣が見つかりつつある?
 
「そうですね、パターンというか形は見えるようになってきました。ただ、まだまだでもあります。だからこそ先ほども話したように、動き出しの質とトラップをより改善したいんです。ゴール前でもっと巧みに動きたいですし、理想的なファーストタッチができれば、ゴールは増えるはずです」
 
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