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【連載・東京2020】杉岡大暉/前編「正直もう戻りたくない高校生活。入学当初に抱えていたコンプレックスは…」

カテゴリ:連載・コラム

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年08月30日

「高校生活は忙しかった分、充実していた」

一日中サッカーに打ち込んだ市船時代。17年度のインターハイでは日本一に輝く。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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――いつ頃から試合に出始めた?
「1年生の夏前くらいですね。結構早い段階で使ってもらえました」
 
――市船はエリート校でサッカー漬けのイメージがあります。どんな生活を送っていたのですか?
「朝練をやって、夜も遅くまで練習をやって……とかなりハードでした。今考えたら、本当によく頑張ったなと思いますね(笑)」
 
――朝練は何時ごろから?
「7時くらいです。1年生の時なんて先輩よりも早くいかないといけなかったので、6時前の電車に乗って登校していました」
 
――その後、授業を受けて、放課後に普通の練習は厳しいですね。
「そうですね。スポーツ進学校でもないので、6時間の授業をみっちり受けて、その後に練習して、さらに自主練。1年生の時は早く帰れないので、家に着くのが22時くらいでした。で、また次の日はまた5時起き、みたいな」
 
――それは大変ですね。
「すごい生活をしていたなと思います。家に帰ったら疲れているから、風呂に入ってご飯を食べてすぐに寝てしまっていました。それにテストが近くなってくると、勉強もしないといけない……正直もうあの生活には戻りたくないです(笑)」
 
――高校時代に辛かったことは? やはり、その生活?
「そうですね。でも、そんなに辞めたいほど嫌だとは思わなかったです。忙しかった分、充実していましたしね。ただテスト勉強は一番きつかったですね。寝ないでやってた記憶があります」
 
――結構テスト前に詰め込むタイプでした?
「そうですね。前日に焦って一気にやるタイプでした。2、3時間しか寝ないで、さあ本番というような。しかもテストの日でも練習がオフになることはなかったので、それがまたきつかった(笑)」
 
――忙しい生活を送るうえで気を付けていたことは?
「ご飯はきちんと食べるようにしていました。ただそれも特別意識していたわけではないですけど」
 
――性格的に、正しいと思ったら自然と身体動くのかもしれませんね。
「はい、当たり前だと思ったら、自然とやりますね。あまりネガティブに考えることもないですし」
 
 
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