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柴崎岳と中島翔哉の「東京五輪行き」は鉄板。コパ・アメリカで浮かび上がったオーバーエイジの残り1枠は?

カテゴリ:日本代表

佐藤俊

2019年06月25日

最後に決め切れなかった…その課題を解消できる人物は?

 小さな巨人たちが揃う最強のユニットが機能し、チャンスを作ることはできている。
 
 しかし最後に決め切れなかった。
 それが決勝トーナメント進出を逃した一因だ。
 試合後、森保監督も「決定機を決めて勝ち切るところが足りない」と語っていたが、その課題をどう解消するか。シュートはシューターの能力によるところが大きく、練習し、多くのゴールを重ねて自信をつけるしかない。そういう意味では経験があるFWの選手の方が計算できる。したがって残り1枚のOA枠はGKやDFの選手よりもFWの選手を考えていく可能性が高い。

 では、どんな選手が候補になりえるのか。
 例えばコパ・アメリカに行く前のエルサルバドル戦で2ゴールを挙げた永井謙祐は、その候補に入って来そうだ。タイプは、前田と似ているがロンドン五輪代表の時から死んだふりをしてDFからボールをかっさらったり、スピードだけではなく、シュートがうまく、決定力もある。南野拓実や鎌田大地もいるが、東京五輪世代で最近、売出し中の食野亮太郎のようにこれから輝く選手が出てくれれば構想が変わっていくかもしれない。
 
 いずれにせよ、おそらくOA枠は残り一枠。
 今大会では、チームの骨格がほぼ完成し、必要な選手が見えた。時間がない中、1年後に向けてのチーム作りはこれから本格化していくことになる。
 
取材・文●佐藤俊(スポーツライター)
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