【チーム採点・寸評】
浦和 ７
前半はリスクを冒さないプランで、シュートは１本。後半はセットプレーから得点を奪ってその後は３バックを中心に堅守を築いた。アディショナルタイムにはダメ押し点を挙げ、したたかなゲーム運びを見せた。
【浦和｜採点・寸評】
GK
１ 西川周作 6.5
52分には鄭のシュートを左足でファインセーブ。持ち前の正確なキックでつなぎの部分でも貢献した。
DF
２ マウリシオ 6.5
ＣＫのこぼれ球を押し込み先制点をゲット。鄭相手に後手を踏む場面はあったものの、試合を通じて清水にほとんど決定機を作らせなかった。
４ 鈴木大輔 ６
右ＣＢながら左サイドまでカバーリングをこなすなど気迫のこもったプレーを見せた。欲を言えば奪ったボールを正確につなぎたかった。
５ 槙野智章 6.5
身体の強さや１対１の駆け引きのうまさはさすがのひとこと。ドウグラスのドリブルを止めた対応も見事で、安定感は抜群。
浦和――ＤＦラインは総じて高評価に
MF
６ 山中亮輔 ６ （90＋１分OUT）
終了直前まで豊富なスタミナでピッチを駆けまわり、エウシーニョの裏を突く場面もしばしば。左足で狙ったＦＫは壁に阻まれた。
７ 長澤和輝 5.5 （85分OUT）
青木などと連係を取りながら中盤の守備を引き締めたが、リスクを恐れてか後ろ向きのパスが目立ち、大きな仕事はできなかった。
８ エヴェルトン ６
正確なショートパスや大きなサイドチェンジなど、ボールを動かすプレーは冴えていた。55分の右足で狙い澄ましたシュートはわずかゴール右に。
16 青木拓矢 ６
攻撃時はＤＦラインに入ってビルドアップをこなし、守備時には的確にスペースを埋めた。派手さはないが、完封勝利の立役者のひとり。
46 森脇良太 5.5
守備では中村や北川に自由は与えなかったものの、サイドチェンジやクロス、つなぎの部分では少しばかり精度を欠いた。
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