優れたスキルを見せた控え組たち
ベルギー・チーム採点 7
首位通過だけが懸かった試合に、相手と同じく前戦から先発を9人変更して臨んだ。初めてW杯に出場した選手も多く、ハングリーな面々はシャープな動きでタフに戦い、随所に優れたスキルを見せた。序盤から攻勢に立ち、前半は主導権に移ろいがあったものの、後半にヤヌザイが鮮烈な先制点を奪ってからは、試合をコントロール。同じポゼッションでも、単調なイングランドとは異なり、リズムとポジションに変化をつけ、時に大胆な突破を図るなど、クオリティーと熟成度の差を見せつけた。
首位通過だけが懸かった試合に、相手と同じく前戦から先発を9人変更して臨んだ。初めてW杯に出場した選手も多く、ハングリーな面々はシャープな動きでタフに戦い、随所に優れたスキルを見せた。序盤から攻勢に立ち、前半は主導権に移ろいがあったものの、後半にヤヌザイが鮮烈な先制点を奪ってからは、試合をコントロール。同じポゼッションでも、単調なイングランドとは異なり、リズムとポジションに変化をつけ、時に大胆な突破を図るなど、クオリティーと熟成度の差を見せつけた。
ベルギー選手採点
GK
1 ティボー・クルトワ 7
3試合連続で先発し、初めてキャプテンを務めた。周囲を的確に動かして守備網を修正し、出番が来れば秀逸な仕事を披露。ラッシュフォードとの1対1でも焦ることは全くなく、指先に当てるスーパーセーブを見せた。
DF
23 レアンデル・デンドンカー 5.5
鋭い縦パスを入れたり、タイミングの良いタックルでピンチを防ぐシーンがあった反面、不用意なファウルでイエローカードを受けたり、低い位置でボールをロストすることも。対峙するラッシュフォードに手を焼くシーンもあった。
20 デドリック・ボヤタ 7
クルトワとともに3試合連続出場を果たした。確実なパスワークでポゼッションの起点となり、肝心の守備では激しさとスピードを存分に見せて、対面のヴァーディーを封殺。コンパニが入ってからは左に移り、そこでも質は落とさなかった。
3 トーマス・ヴェルメーレン 6(74分OUT)
落ち着いた球さばきと勘どころを抑えたカバーリング。どんな時も冷静なパフォーマンスを見せ、相手が高めからプレスをかけてきても慌てることはなかったが、プレー速度が周囲に追いつかないシーンが何度かあった印象。