ほとんどが物足りない出来に終わった攻撃陣
MF
4 エリック・ダイアー 6
ヘンダーソンほどのフィード能力はないが、守備的なタスクは完遂。欲を言うのであれば、キャプテンのように周りも動かせるようになると理想なのだが……。
22 トレント・アレクサンダー=アーノルド 5.5 (79分OUT)
攻撃ではフリーキッカーを務めるなど、重役を任されて良いクロスを送ることもあったが、守備面では依然としてミスが多い。特にクロスの処理を何度もミスしており、まだこのレベルで戦うのは難しいのかもしれない。
21 ルベン・ロフタス=チーク 6
右サイドの高い位置で何度も縦にボールを運ぶプレーを成功させているものの、プレーが単発で、得点の匂いを感じさせるシーンはほぼなかった。
17 ファビアン・デルフ 5
攻撃では大きなインパクトがなく、低い位置でボールを失ってしまうことも。また、守備の場面ではボールウォッチャーになり、失点の原因となってしまった。負けても良い試合なので大きな問題にはならなかったが、決勝トーナメントに向けてのレギュラー争いにおいて、大きなマイナスポイントになったのも確かだ。
3 ダニー・ローズ 5.5
失点の場面では、デルフとの連係ミスもあり、大外のヤヌザイをフリーにしてしまった。それ以外は左サイドで推進力を見せるなど、貢献度が高かっただけに残念だ。
4 エリック・ダイアー 6
ヘンダーソンほどのフィード能力はないが、守備的なタスクは完遂。欲を言うのであれば、キャプテンのように周りも動かせるようになると理想なのだが……。
22 トレント・アレクサンダー=アーノルド 5.5 (79分OUT)
攻撃ではフリーキッカーを務めるなど、重役を任されて良いクロスを送ることもあったが、守備面では依然としてミスが多い。特にクロスの処理を何度もミスしており、まだこのレベルで戦うのは難しいのかもしれない。
21 ルベン・ロフタス=チーク 6
右サイドの高い位置で何度も縦にボールを運ぶプレーを成功させているものの、プレーが単発で、得点の匂いを感じさせるシーンはほぼなかった。
17 ファビアン・デルフ 5
攻撃では大きなインパクトがなく、低い位置でボールを失ってしまうことも。また、守備の場面ではボールウォッチャーになり、失点の原因となってしまった。負けても良い試合なので大きな問題にはならなかったが、決勝トーナメントに向けてのレギュラー争いにおいて、大きなマイナスポイントになったのも確かだ。
3 ダニー・ローズ 5.5
失点の場面では、デルフとの連係ミスもあり、大外のヤヌザイをフリーにしてしまった。それ以外は左サイドで推進力を見せるなど、貢献度が高かっただけに残念だ。
FW
19 マーカス・ラッシュフォード 5
今日は勝たなくても良い試合であり、大きな痛手ではないが、あまりに外し過ぎだ。調子の良い時は、迷わず振り切るのだが、今日は狙い過ぎて外してしまうシーンもあった。得点感覚を整えていきたいところだ。
11 ジェイミー・ヴァーディー 6.5
自身が惜しいシュートを放つことはなかったが、幾度となくラッシュフォードにチャンスボールをアシスト。あとは相方が決めるだけだったのだが、運に見放された。
交代選手
DF
6 ハリー・マグワイヤ 6(46分IN)
突然、得た出番だったが、持ち前の空中戦の強さを披露。この安定感はイングランドのチーム全体に安心感をもたらす。重要な選手だ。
FW
14 ダニー・ウェルベック 5.5 (79分IN)
攻撃でインパクトがないどころか、ボックス内のタッチがあらぬ方向に飛んでいき、技術の拙さをまた露呈してしまった。
監督
ガレス・サウスゲイト 6.5
結果的に、有利なトーナメントの山に進み、負けることで主力を休ませることができたのだから、監督の采配としては良かったと言わざるを得ない。建前では敗北を喜ぶことはしにくいため、選手をある程度𠮟咤激励する必要があるが、その指揮官の思惑が見抜かれて微妙な雰囲気にならないと良いが……。サウスゲートの監督としてのバランス感覚が試される時かもしれない。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
採点・文:内藤 秀明