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【現地発】「クールな点取り屋」ケインが90年ぶりの偉業! 何食わぬ顔でゴールネットを揺らし続ける

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田嶋コウスケ

2017年12月12日

苦労人としてのキャリアが真摯な姿勢に繋がる。

いわゆる練習の虫で、食事管理も徹底している。伸し上がるまでの苦労が、こうした真摯な姿勢のバックボーンとなっている。(C)Getty Images

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 それでも、本人に驕り高ぶる様子は一切ない。
 
 徹底した食事管理を貫き、ほぼ毎日自宅に栄養管理士を招いて食事を用意してもらっている。もちろん、シーズン中はアルコール類に手を付けない。また、生粋の練習の虫で、利き足でない左足のシュート練習に取り組み、弱点を見事に克服した。下部組織で指導を受けたU−15時代のコーチのアドバイスには、今でも真摯に耳を傾けているという。
 
 こうした姿勢には理由がある。今でこそスポットライトを浴びているが、トッテナムで本格デビューする4年前まで、レイトン・オリエント(当時3部)やミルウォール(当時2部)、レスター(当時2部)といった下部リーグをレンタルで渡り歩いた苦労が、自身の中で生きているのだ。本人が語る通り「小さなことの積み重ねがすべて」であることを、24歳のイングランド代表FWは身を持って知っている。冷静かつ明快な頭脳の持ち主であることは明らかだ。
 
 ひたむきに、冷静に、そして貪欲に──。おそらく、彼にとってプレミアリーグ得点王も通過点にすぎないだろう。すでに「世界最高峰の万能型ストライカー」へ成長したが、今後もさらなる高みを目指すに違いない。
 
文:田嶋コウスケ

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