ようやくスタートラインに立つ宇佐美、浅野は課題と収穫半々。

不遇の前半戦を経て、少し光明を見出した宇佐美。ウインターブレイク中にチーム戦術にフィットし、スタメンの座を勝ち取れるか。 (C) Getty Images

浅野がボールを持つとスタンドを盛り上げるほど、ファンに愛される存在となったが、逸機の多さが目立つなど、課題も多々。後半戦ではプレー精度を上げることが求められる。 (C) Getty Images
◇宇佐美 貴史(アウクスブルク)
前半戦の採点:60点
今シーズンの成績:ブンデスリーガ=5試合・0得点・0アシスト/DFBカップ=0試合・0得点・0アシスト
アウクスブルクでの最初の半年は、宇佐美にとって我慢の時間になった。前半戦はリーグ戦5試合で145分間の出場に止まり、結果を残すことはできなかった。
大きな期待を背負ってやって来た宇佐美だったが、開幕戦で9分間プレーした以降はベンチにすら入れることのできない日々が続く。今シーズン就任したシュスター前監督が守備を重視し、攻撃的MFのポジションにはフィジカルに秀でた選手を起用したため、厳しい状況に置かれた。
9月末には試合前日に足首を捻挫し、日本代表も辞退。しかし、復帰後はベンチ入りを果たし、途中出場で出番を勝ち取っていた矢先にシュスター監督が退任。バウマン新監督の初戦で初先発を飾った。後半戦では、先発定着を目指す。(山口裕平)
◇浅野 拓磨(シュツットガルト)
前半戦の採点:75点
今シーズンの成績:ブンデスリーガ2部=13試合・2得点・4アシスト/DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト
8月末にアーセナルからレンタル移籍で加入すると、攻撃的MFとしてレギュラーに定着し、13試合に出場し、2ゴール・4アシストをマークした。ここまで、移籍直後や代表戦参加による離脱を除けば、全ての公式戦に出場している。
2部リーグとはいえ、昇格候補の名門クラブにおいて1部クラスの選手を押しのけての先発入りは評価に値する。若手選手を積極的に起用しようとするクラブの方針も浅野の成長を後押ししており、プレーの幅が広がっている。
3試合目で初アシストを記録したが、初ゴールまでには8試合を要した。その後も順調に結果を積み重ねているが、上位争いを展開するチームにおいて、浅野自身にもチャンスが数多くあったことを考えると、物足りないと言わざるを得ない。(山口裕平)
前半戦の採点:60点
今シーズンの成績:ブンデスリーガ=5試合・0得点・0アシスト/DFBカップ=0試合・0得点・0アシスト
アウクスブルクでの最初の半年は、宇佐美にとって我慢の時間になった。前半戦はリーグ戦5試合で145分間の出場に止まり、結果を残すことはできなかった。
大きな期待を背負ってやって来た宇佐美だったが、開幕戦で9分間プレーした以降はベンチにすら入れることのできない日々が続く。今シーズン就任したシュスター前監督が守備を重視し、攻撃的MFのポジションにはフィジカルに秀でた選手を起用したため、厳しい状況に置かれた。
9月末には試合前日に足首を捻挫し、日本代表も辞退。しかし、復帰後はベンチ入りを果たし、途中出場で出番を勝ち取っていた矢先にシュスター監督が退任。バウマン新監督の初戦で初先発を飾った。後半戦では、先発定着を目指す。(山口裕平)
◇浅野 拓磨(シュツットガルト)
前半戦の採点:75点
今シーズンの成績:ブンデスリーガ2部=13試合・2得点・4アシスト/DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト
8月末にアーセナルからレンタル移籍で加入すると、攻撃的MFとしてレギュラーに定着し、13試合に出場し、2ゴール・4アシストをマークした。ここまで、移籍直後や代表戦参加による離脱を除けば、全ての公式戦に出場している。
2部リーグとはいえ、昇格候補の名門クラブにおいて1部クラスの選手を押しのけての先発入りは評価に値する。若手選手を積極的に起用しようとするクラブの方針も浅野の成長を後押ししており、プレーの幅が広がっている。
3試合目で初アシストを記録したが、初ゴールまでには8試合を要した。その後も順調に結果を積み重ねているが、上位争いを展開するチームにおいて、浅野自身にもチャンスが数多くあったことを考えると、物足りないと言わざるを得ない。(山口裕平)
◇宮市 亮(ザンクト・パウリ)
前半戦の採点:65点
今シーズンの成績:ブンデスリーガ2部=12試合・0得点・0アシスト/DFBカップ=2試合・0得点・0アシスト
再スタートを目指したザンクト・パウリでの2シーズン目でも、宮市は怪我に苦しんでいる。
ここまで12試合に出場し、0ゴール・0アシスト。開幕前には筋肉に張りがあったため、チームから一時離脱。開幕戦には途中出場を果たしたが、2戦目はメンバーから外れた。その後は出場時間を伸ばしていったが、9月末に行なわれた1860ミュンヘン戦でふくらはぎを痛めて、3週間ほど戦列を離れた。
10月末のニュルンベルク戦で先発復帰を果たすも、立ち上がりに相手選手と激しく接触し、脳震盪で途中交代を余儀なくされてしまった。
幸いにして大きな怪我はないが、小さな怪我が続いており、コンディションを最高の状態に持っていくには至っていない。チームも最下位に沈み、厳しい残留争いを強いられているだけに、早く本来の力を発揮してチームを救いたい。(山口裕平)
前半戦の採点:65点
今シーズンの成績:ブンデスリーガ2部=12試合・0得点・0アシスト/DFBカップ=2試合・0得点・0アシスト
再スタートを目指したザンクト・パウリでの2シーズン目でも、宮市は怪我に苦しんでいる。
ここまで12試合に出場し、0ゴール・0アシスト。開幕前には筋肉に張りがあったため、チームから一時離脱。開幕戦には途中出場を果たしたが、2戦目はメンバーから外れた。その後は出場時間を伸ばしていったが、9月末に行なわれた1860ミュンヘン戦でふくらはぎを痛めて、3週間ほど戦列を離れた。
10月末のニュルンベルク戦で先発復帰を果たすも、立ち上がりに相手選手と激しく接触し、脳震盪で途中交代を余儀なくされてしまった。
幸いにして大きな怪我はないが、小さな怪我が続いており、コンディションを最高の状態に持っていくには至っていない。チームも最下位に沈み、厳しい残留争いを強いられているだけに、早く本来の力を発揮してチームを救いたい。(山口裕平)