首位快走も不安がないわけではない…。
7節から破竹の13連勝で首位を快走中だ。攻守が噛み合うその戦いぶりはまさしく盤石だが、問題や不安がないわけではない。
もっとも大きな懸念は選手層の薄さで、「勝っているチームはいじらない」という定石に反してアントニオ・コンテ監督は1月中の補強を求めている。
もっともプライオリティーが高いのは、人材が絶対的に不足しているウイングバック。リーガ・エスパニョーラで低迷中のバレンシアから、ポルトガル代表の22歳の新鋭、ジョアン・カンセロの引き抜きを画策している。
ウイングバックの経験はほぼないとはいえ、攻撃力と走力に定評があり、当面はヴィクター・モーゼスの控えとして、ゆくゆくはポジションを争うレギュラークラスとして、ナポリのエルサイド・ヒサイとともに白羽の矢を立てている。
7節から同じ3人を起用しているCBも補強の緊急性が高いポジションで、サウサンプトンの上昇株、フィルジル・ファン・ダイクをリストアップ。ただし、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティも関心を寄せていて争奪戦は熾烈だ。
今冬のテコ入れは見送り、夏にレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、アントニオ・リュディガー(ローマ)というコンテの2大本命に再アタックする可能性もあるだろう。
中盤は、上海上港への売却が決まったオスカールの穴を埋める攻撃的MFと、攻守にダイナミズムをもたらすセントラルMFが補強ポイント。
攻撃的MFは、レアル・マドリーのハメス・ロドリゲスとともにニースで売り出し中の21歳、ウィラン・シプリアンに、セントラルMFはバイエルンのアルトゥーロ・ビダルに照準を合わせている。
ビダルは、ヨシュア・キミッヒ、レナト・サンチェスという超有望株に“中盤の鍵を渡す”世代交代にバイエルンが舵を切る決断を下せば、1月中の移籍成立もありうる。
主砲ジエゴ・コスタのバックアッパー探しは、ミチ・バチュアイに3300万ポンド(約46億2000万円)という大金を投じたばかりであり、新戦力は積極的には求めていない。ただし、トリノで大ブレイクを遂げたアンドレア・ベロッティといったポテンシャルの大きな若手の逸材を獲得するチャンスがあれば、投資は惜しまないはずだ。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
もっとも大きな懸念は選手層の薄さで、「勝っているチームはいじらない」という定石に反してアントニオ・コンテ監督は1月中の補強を求めている。
もっともプライオリティーが高いのは、人材が絶対的に不足しているウイングバック。リーガ・エスパニョーラで低迷中のバレンシアから、ポルトガル代表の22歳の新鋭、ジョアン・カンセロの引き抜きを画策している。
ウイングバックの経験はほぼないとはいえ、攻撃力と走力に定評があり、当面はヴィクター・モーゼスの控えとして、ゆくゆくはポジションを争うレギュラークラスとして、ナポリのエルサイド・ヒサイとともに白羽の矢を立てている。
7節から同じ3人を起用しているCBも補強の緊急性が高いポジションで、サウサンプトンの上昇株、フィルジル・ファン・ダイクをリストアップ。ただし、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティも関心を寄せていて争奪戦は熾烈だ。
今冬のテコ入れは見送り、夏にレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、アントニオ・リュディガー(ローマ)というコンテの2大本命に再アタックする可能性もあるだろう。
中盤は、上海上港への売却が決まったオスカールの穴を埋める攻撃的MFと、攻守にダイナミズムをもたらすセントラルMFが補強ポイント。
攻撃的MFは、レアル・マドリーのハメス・ロドリゲスとともにニースで売り出し中の21歳、ウィラン・シプリアンに、セントラルMFはバイエルンのアルトゥーロ・ビダルに照準を合わせている。
ビダルは、ヨシュア・キミッヒ、レナト・サンチェスという超有望株に“中盤の鍵を渡す”世代交代にバイエルンが舵を切る決断を下せば、1月中の移籍成立もありうる。
主砲ジエゴ・コスタのバックアッパー探しは、ミチ・バチュアイに3300万ポンド(約46億2000万円)という大金を投じたばかりであり、新戦力は積極的には求めていない。ただし、トリノで大ブレイクを遂げたアンドレア・ベロッティといったポテンシャルの大きな若手の逸材を獲得するチャンスがあれば、投資は惜しまないはずだ。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部