ベテランの選手たちも若手に押されちゃダメ。オジサンの意地を見せたい。
――〝人から評価される〞というのは好きですか?
良い評価をしてもらえるならどんな形でも大歓迎ですよ(笑)。幼稚園児に『最高だね』って言われても嬉しいです。
――メディアからの評価は?
うーん、気にしていたのは採点ですかね。若い頃は一喜一憂していました。『これだけやって5.5か』とか、『悪かったのに6.5なんだ』 みたいに。選手って意外と気にするんです。ロッカールームに『サッカーダイジェスト』があると、みんな見てますもん。でも俺はある時を境にそこまで気にしなくなりました。
――そのきっかけとは?
まず自分の立ち位置を確立できたというのがありますね。経験を重ねていくうちに〝良かった〞〝悪かった〞は自己判断できればいいと思えるようになったんです。それにしても、採点する側も責任がありますよね。出場選手全員分を評価するわけですから大変です。最大28人ですから、どうしたって点を取った選手やビッグセーブをしたGKが高い数字になります。可哀想なのはDF。凄い活躍をしないとなかなか数字につながらないですから。
――確かに、DFの選手が主役になる試合は少ないです。
前目の選手は85分まで仕事ができなくても、最後に1点決めればOKという側面があります。そういうところも含めて〝人の評価〞は面白い。今回のアンケート企画で1位をいた だけて、次も、その次のシーズンもこうなれば良いなと思いますけど、そう上手くはいかない。やっぱり選手には調子の波があるので。
――今季のプレーで逆にここを評価してほしかった、見てほしかったという部分はありますか?
いや、ないですよ。しっかり俺のプレーを見てくれたから、1位になれたわけで。ただ、理解してほしいところもありました。例えば第2ステージの最後のほうは身体がボロボロで、コンディションを上げたくても上げられず、苦しさ、悔しさを抱えながらプレーしていました。
――今季J1で決めた9ゴールのうち最も印象に残っているのは?ひとつ選んでください。
熊谷での大宮戦(第2ステージ・第12節)のゴールですかね。エウソン(エウシーニョ)がインターセプトして、なぜか俺がゴール前にいてトントンっていうリズムでシュートを打ったら〝神コース〞に決まりました。塩田(仁史)選手が『あの距離から打たれて、取れないなと思わされたのは憲剛さんだけ』と言っているゴールです。
良い評価をしてもらえるならどんな形でも大歓迎ですよ(笑)。幼稚園児に『最高だね』って言われても嬉しいです。
――メディアからの評価は?
うーん、気にしていたのは採点ですかね。若い頃は一喜一憂していました。『これだけやって5.5か』とか、『悪かったのに6.5なんだ』 みたいに。選手って意外と気にするんです。ロッカールームに『サッカーダイジェスト』があると、みんな見てますもん。でも俺はある時を境にそこまで気にしなくなりました。
――そのきっかけとは?
まず自分の立ち位置を確立できたというのがありますね。経験を重ねていくうちに〝良かった〞〝悪かった〞は自己判断できればいいと思えるようになったんです。それにしても、採点する側も責任がありますよね。出場選手全員分を評価するわけですから大変です。最大28人ですから、どうしたって点を取った選手やビッグセーブをしたGKが高い数字になります。可哀想なのはDF。凄い活躍をしないとなかなか数字につながらないですから。
――確かに、DFの選手が主役になる試合は少ないです。
前目の選手は85分まで仕事ができなくても、最後に1点決めればOKという側面があります。そういうところも含めて〝人の評価〞は面白い。今回のアンケート企画で1位をいた だけて、次も、その次のシーズンもこうなれば良いなと思いますけど、そう上手くはいかない。やっぱり選手には調子の波があるので。
――今季のプレーで逆にここを評価してほしかった、見てほしかったという部分はありますか?
いや、ないですよ。しっかり俺のプレーを見てくれたから、1位になれたわけで。ただ、理解してほしいところもありました。例えば第2ステージの最後のほうは身体がボロボロで、コンディションを上げたくても上げられず、苦しさ、悔しさを抱えながらプレーしていました。
――今季J1で決めた9ゴールのうち最も印象に残っているのは?ひとつ選んでください。
熊谷での大宮戦(第2ステージ・第12節)のゴールですかね。エウソン(エウシーニョ)がインターセプトして、なぜか俺がゴール前にいてトントンっていうリズムでシュートを打ったら〝神コース〞に決まりました。塩田(仁史)選手が『あの距離から打たれて、取れないなと思わされたのは憲剛さんだけ』と言っているゴールです。