【天皇杯展望】CS、クラブW杯の経験が活きる鹿島に対し、リベンジに燃える川崎は風間体制で有終の美を飾れるか

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年12月31日

鹿島――金崎のコンディションが気になるが、チーム力の向上が顕著に。

故障者/鹿島=金崎 川崎=奈良、武岡、長谷川、井川 
出場停止/鹿島=なし 川崎=E・ネット

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第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会・決勝
鹿島アントラーズ - 川崎フロンターレ
2017年1月1日(日)/14:00/市立吹田サッカースタジアム
 
【最新チーム事情】
●過密日程で体調を崩した選手たちも回復してきたが、金崎は回復が遅れている模様。
●「チームで戦えていることがいい結果につながっている」と赤﨑。主力のアクシデント発生にも勝ち切れる力がついてきたことを強調。
●石井監督は「先制点が重要と思う。良い形で先制する」とゲームプランを描く。
 
【担当記者の視点】
 鹿島は12月31日、天皇杯決勝・川崎戦に備え、大阪府内のグラウンドで冒頭15分のみ公開の非公開練習を約1時間にわたって行なった。非公開練習では主にセットプレーやPK練習を行なった模様。石井正忠監督は「元日にサッカーができるのは2チームしかいない。その嬉しさはある」と話し、「今シーズン、全タイトルを目標に掲げてきた。リーグは久々に取ることができ、天皇杯もチャンスがある。19冠目のタイトルをしっかり取りに行きたい」と2010年以来、6年ぶりとなる天皇杯優勝へ意欲を見せた。
 
 鹿島は11月下旬からチャンピオンシップ、クラブワールドカップ、天皇杯と過密日程のなかで戦ってきており、代償を払った。クラブワールドカップ後には遠藤康、西大伍、柴崎岳、金崎夢生と主力が相次いで体調を崩した。天皇杯決勝では、金崎をのぞいて全員がピッチに立てる状態に戻ったが、練習を休んだ期間もあり、万全とは言えない状態だ。石井監督が「できれば90分で決着をつけたい」と話すのは、コンディション面がそう言わせるのだろう。
 
 ただ、過密日程がもたらしたのは代償ばかりではなく、それ以上の恩恵があった。準決勝で先発した伊東幸敏は「誰が出ても鹿島であることを示したかった」と言い、金崎の穴を埋めてきた赤崎秀平も「誰か個人に頼るのではなく、チームで戦えていることが良い結果につながっている」と明かす。主力と言われるメンバーにアクシデントが発生しても、勝ち切れるチーム力が今の鹿島にはある。クラブワールドカップ、天皇杯と勝ち上がってきていることは、なによりの証明だ。
 
「今いるメンバーが(リーグ)優勝の味をリアルに覚えたことが大きい。それをまた味わいたい。また、あの舞台に立ちたい。そうリアルに思える。そういう思いっていうのは、大事な試合の時に力になるんだよね。いつも以上に力が出る。また、あの舞台に立ちたいっていう気持ちが、あるから。だからリアルに経験できたことが大きいんだよ」
 遠藤はリーグ制覇後、チームが安定して結果を残せていることを、こう分析した。
 
 初タイトルへ執念を見せる川崎に対して、石井監督は「すべての試合で先制点が重要と思う。良い形で先制する。チャンピオンシップ準決勝のようにできれば問題ないと思う」とゲームプランを描いた。過去、川崎のタイトル獲得を何度も阻んできた鹿島が、その勝負強さを元日決戦でも発揮する。
 

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