豪快なミドルを決めた山口はイラク戦の勝利の立役者に。

イラク戦では劇的なロスタイム弾で勝点3をもたらした山口は、オーストラリア戦はスタメンに返り咲き、長谷部とのコンビで中盤の防波堤となった。(C)SOCCER DIGEST

トップ下のポジションを巡り、香川と熾烈な定位置争いを繰り広げる清武。イラク戦では先発を勝ち取り、攻撃の中心としてフル稼働した。(C)SOCCER DIGEST
【MF】(7人)
17 長谷部誠(フランクフルト)
(103試合・2得点)
イラク戦:先発フル出場 本誌採点/6
オーストラリア戦:先発フル出場 本誌採点/6.5
9月シリーズでは不安定さが否めなかったが、今シリーズでは本来の実力を十二分に発揮。状況に応じて攻撃と守備のバランスを的確に配分したプレーは、まさにベテランならでは。球際でも強さを見せ、中盤の攻防で存在感を放った。
7 柏木陽介(浦和)
(11試合・0得点)
イラク戦:途中交代(67分out)本誌採点/5.5
オーストラリア戦:ベンチ 本誌採点/-
イラク戦では頻繁にプレーに絡み、打開を試みるも周囲と嚙み合わないシーンもあり、定評のある展開力は鳴りを潜めた。相手のプレスにも手を焼いた印象で、本人も自らの出来に納得がいっていない様子だった。守備重視で戦ったオーストラリア戦は出番がなかった。
19 永木亮太(鹿島)
(0試合・0得点)
イラク戦:ベンチ外 本誌採点/-
オーストラリア戦:ベンチ 本誌採点/-
嬉しいA代表初招集も、鹿島でチームメイトの植田とともに出場はなく、イラク戦はともにベンチからも外れた。長谷部や山口らライバルたちとの差を縮めるにはまだまだ時間がかかりそうで、クラブでのさらなる鍛錬と成長が求められている。
10 香川真司(ドルトムント)
(83試合・27得点)
イラク戦:ベンチ 本誌採点/-
オーストラリア戦:先発フル出場 本誌採点/5
クラブでの不調もあり、イラク戦はついにトップ下のレギュラーから外されて、途中出場もなし。先発復帰したオーストラリア戦では、守備に忙殺される展開において“違い”を作り出せず、シュートも打てずじまい。代表ではいまだ負のスパイラルから抜け出せずにいる。
13 清武弘嗣(セビージャ)
(40試合・3得点)
イラク戦:先発フル出場 本誌採点/7
オーストラリア戦:途中出場(82分in)本誌採点/-
香川に代わり、トップ下で先発したイラク戦では原口の先制点をアシストするなど、攻撃の中心としてフル稼働した。右ウイングで途中出場したオーストラリア戦では、オフサイドの判定となったが浅野に正確なスルーパスを通してみせる。短い時間のなかでも技術の高さを見せつけた。
16 山口 蛍(C大阪)
(28試合・2得点)
イラク戦:途中出場(67分in)本誌採点/7
オーストラリア戦:先発フル出場 本誌採点/6
チームを救う劇的な一撃だった。イラク戦の終了間際、FKのこぼれ球を右足で思い切り叩き、豪快にネットを揺らして勝利の立役者に。スタメンに名を連ねたオーストラリア戦では、ハードなタックルや鋭い出足からのボール奪取で中盤の守備力を高める活躍ぶり。長谷部の相棒としてその地位を確立したと言っても過言ではない。
15 大島僚太(川崎)
(1試合・0得点)
イラク戦:ベンチ 本誌採点/-
オーストラリア戦:ベンチ 本誌採点/-
代表デビューを飾った9月シリーズに引き続き、招集されたが、今回はバックアッパーの域から脱せられなかった。攻撃型ボランチの序列で柏木に次ぐ2番手と見られており、まずはJリーグでライバルを圧倒するだけのパフォーマンスを披露したい。
※名前右の括弧内は所属クラブ、同下はA代表通算成績(10月11日時点)。
17 長谷部誠(フランクフルト)
(103試合・2得点)
イラク戦:先発フル出場 本誌採点/6
オーストラリア戦:先発フル出場 本誌採点/6.5
9月シリーズでは不安定さが否めなかったが、今シリーズでは本来の実力を十二分に発揮。状況に応じて攻撃と守備のバランスを的確に配分したプレーは、まさにベテランならでは。球際でも強さを見せ、中盤の攻防で存在感を放った。
7 柏木陽介(浦和)
(11試合・0得点)
イラク戦:途中交代(67分out)本誌採点/5.5
オーストラリア戦:ベンチ 本誌採点/-
イラク戦では頻繁にプレーに絡み、打開を試みるも周囲と嚙み合わないシーンもあり、定評のある展開力は鳴りを潜めた。相手のプレスにも手を焼いた印象で、本人も自らの出来に納得がいっていない様子だった。守備重視で戦ったオーストラリア戦は出番がなかった。
19 永木亮太(鹿島)
(0試合・0得点)
イラク戦:ベンチ外 本誌採点/-
オーストラリア戦:ベンチ 本誌採点/-
嬉しいA代表初招集も、鹿島でチームメイトの植田とともに出場はなく、イラク戦はともにベンチからも外れた。長谷部や山口らライバルたちとの差を縮めるにはまだまだ時間がかかりそうで、クラブでのさらなる鍛錬と成長が求められている。
10 香川真司(ドルトムント)
(83試合・27得点)
イラク戦:ベンチ 本誌採点/-
オーストラリア戦:先発フル出場 本誌採点/5
クラブでの不調もあり、イラク戦はついにトップ下のレギュラーから外されて、途中出場もなし。先発復帰したオーストラリア戦では、守備に忙殺される展開において“違い”を作り出せず、シュートも打てずじまい。代表ではいまだ負のスパイラルから抜け出せずにいる。
13 清武弘嗣(セビージャ)
(40試合・3得点)
イラク戦:先発フル出場 本誌採点/7
オーストラリア戦:途中出場(82分in)本誌採点/-
香川に代わり、トップ下で先発したイラク戦では原口の先制点をアシストするなど、攻撃の中心としてフル稼働した。右ウイングで途中出場したオーストラリア戦では、オフサイドの判定となったが浅野に正確なスルーパスを通してみせる。短い時間のなかでも技術の高さを見せつけた。
16 山口 蛍(C大阪)
(28試合・2得点)
イラク戦:途中出場(67分in)本誌採点/7
オーストラリア戦:先発フル出場 本誌採点/6
チームを救う劇的な一撃だった。イラク戦の終了間際、FKのこぼれ球を右足で思い切り叩き、豪快にネットを揺らして勝利の立役者に。スタメンに名を連ねたオーストラリア戦では、ハードなタックルや鋭い出足からのボール奪取で中盤の守備力を高める活躍ぶり。長谷部の相棒としてその地位を確立したと言っても過言ではない。
15 大島僚太(川崎)
(1試合・0得点)
イラク戦:ベンチ 本誌採点/-
オーストラリア戦:ベンチ 本誌採点/-
代表デビューを飾った9月シリーズに引き続き、招集されたが、今回はバックアッパーの域から脱せられなかった。攻撃型ボランチの序列で柏木に次ぐ2番手と見られており、まずはJリーグでライバルを圧倒するだけのパフォーマンスを披露したい。
※名前右の括弧内は所属クラブ、同下はA代表通算成績(10月11日時点)。