「できることは全て取り組みたい」
ただ、改めて考えてみると、滝川二高時代の金崎はボランチで名を馳せたプレーヤー。2007年に大分トリニータ入りした時も、そういう位置づけだった。
それが、2008年にペリクレス・シャムスカ監督からトップ下に抜擢されたことでプレースタイルが一変。その後、名古屋グランパス時代には右ウイング、鹿島時代には1トップとより前目で起用されていった経緯がある。
多くの人々にはその鹿島時代のインパクトが非常に大きいのだろうが、本人の中では「自分はもともとボランチ」という気持ちがある。つまり、「今こそ原点回帰を図って琉球を救う」というのが、金崎の大きなモチベーションになっているのだろう。
それが、2008年にペリクレス・シャムスカ監督からトップ下に抜擢されたことでプレースタイルが一変。その後、名古屋グランパス時代には右ウイング、鹿島時代には1トップとより前目で起用されていった経緯がある。
多くの人々にはその鹿島時代のインパクトが非常に大きいのだろうが、本人の中では「自分はもともとボランチ」という気持ちがある。つまり、「今こそ原点回帰を図って琉球を救う」というのが、金崎の大きなモチベーションになっているのだろう。
「ある程度、年齢を重ねている選手っていうのは試合数もたくさんこなしていますし、数々の修羅場もくぐってきている。その分、戦況がよく分かるので、周りの選手に指示を出しやすい。ボランチはそういう試合全体を見る目が一番重要だと思うんで、僕もいろいろ声掛けをしています。
難しいのは守備の部分の戻りであったり、ボールをしっかり奪い切るといったところ。周りを上手に動かすためには、自分もいろんなところに顔を出さないといけないので、攻守にわたって運動量がすごく求められます。そういうところもフォワードとは全然違う。
フォワードはパワー系だったり、瞬発力だったりが重要ですけど、ボランチは持久力がより求められる。体力をつけたほうがいいに越したことはないので、そのために走ったりもしてますよ。
僕は何よりもFC琉球がもっと勝てるようにしたいし、そのためにできることは全て取り組みたい。ボランチ転身もその1つのトライだと捉えてます」
J3のFC琉球という未知なるクラブのために、金崎は全身全霊を注いでいる。そのモチベーションはかつて大分や名古屋、鹿島でタイトルを獲得していた時代とはまったく異なるもの。違ったやりがいを見出しながら、彼は34歳の今と向き合っているのだ。
※第1回終了(全3回)
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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僕は何よりもFC琉球がもっと勝てるようにしたいし、そのためにできることは全て取り組みたい。ボランチ転身もその1つのトライだと捉えてます」
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