必要とあればパワープレーできる陣容も
守備は5-4-1のミドルブロックをベースに、どこでどうボールを奪って、効果的な攻撃につなげるかがテーマになる。スウェーデンはラウンド16で対戦したノルウェーよりも、ボールを動かすテンポが早く、しかも正確性がある。
そのうえで、どちらかと言えば、右側がハンドルであり、サイドバックのナタリー・ビョルン(エバートン)、ボランチのフィリパ・アンイエルダール(マンチェスター・C)、ヨハンナ・リッティン・カネリド(チェルシー)は流れのなかで立ち位置も変えてくる。
左側のフリードリナ・ロルフォ(バルセロナ)はワイドストライカーであり、178センチのサイズを活かして右からのクロスに飛び込んだり、単独のドリブルも仕掛けてくる。
バルセロナでは左サイドバックを担うが、女子チャンピオンズリーグの決勝ではクロスのこぼれ球を豪快な左足で突き刺す決勝ゴールを挙げており、1トップのブラックステニウスに次ぐ第二ストライカー的な位置付けとなる。
そのうえで、どちらかと言えば、右側がハンドルであり、サイドバックのナタリー・ビョルン(エバートン)、ボランチのフィリパ・アンイエルダール(マンチェスター・C)、ヨハンナ・リッティン・カネリド(チェルシー)は流れのなかで立ち位置も変えてくる。
左側のフリードリナ・ロルフォ(バルセロナ)はワイドストライカーであり、178センチのサイズを活かして右からのクロスに飛び込んだり、単独のドリブルも仕掛けてくる。
バルセロナでは左サイドバックを担うが、女子チャンピオンズリーグの決勝ではクロスのこぼれ球を豪快な左足で突き刺す決勝ゴールを挙げており、1トップのブラックステニウスに次ぐ第二ストライカー的な位置付けとなる。
ただ、ここまでスウェーデンは流れから理想的に得点が奪えているわけではなく、どちらかと言えば、高さを押し出すセットプレーの得点力のほうが、日本にとっては怖い。ヨンナ・アンデション(ハンマルビー)の左足キックは、やや高いところからドロップしてくるので、ディフェンス側は非常に処理しにくい。
特にここまで3得点のアマンダ・イレステト(アーセナル)には要注意だが、そこにばかり意識が行くと、ロルフォやブラックステニウスに合わされてしまうので、毎回スリリングになる。できることならセットプレー、とりわけCKの守備回数は減らしたい。
さらにスウェーデンは10番を背負う174センチのソフィア・ヤコブソン(サン・ディエゴ・ウェーブ)や、アルゼンチン戦で得点したレベチャ・ブロンクビスト(ヴォルフスブルク)、マデレン・ヤノユ(ハンマルビー)などがおり、必要とあればパワープレーができる陣容も揃っている。
一方の日本も、左右サイドから鋭く仕掛ける清家貴子(浦和L)も終盤のキープレーヤーになりうるか。負傷した左肩の状態が気になるが、ここまでフィールドでは唯一出場のない浜野まいか(ハンマルビー)がここで出番を得て、勝負を決めるようなことになれば、準決勝、決勝に向けて勢いに乗るだろう。
取材・文●河治良幸
「守備的に振る舞ったら負けよ」スウェーデン女子代表選手が明かした“なでしこジャパンのリアル評”「日本はこれまでのどの相手とも違う」
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特にここまで3得点のアマンダ・イレステト(アーセナル)には要注意だが、そこにばかり意識が行くと、ロルフォやブラックステニウスに合わされてしまうので、毎回スリリングになる。できることならセットプレー、とりわけCKの守備回数は減らしたい。
さらにスウェーデンは10番を背負う174センチのソフィア・ヤコブソン(サン・ディエゴ・ウェーブ)や、アルゼンチン戦で得点したレベチャ・ブロンクビスト(ヴォルフスブルク)、マデレン・ヤノユ(ハンマルビー)などがおり、必要とあればパワープレーができる陣容も揃っている。
一方の日本も、左右サイドから鋭く仕掛ける清家貴子(浦和L)も終盤のキープレーヤーになりうるか。負傷した左肩の状態が気になるが、ここまでフィールドでは唯一出場のない浜野まいか(ハンマルビー)がここで出番を得て、勝負を決めるようなことになれば、準決勝、決勝に向けて勢いに乗るだろう。
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