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第二次森保ジャパン、新たなリーダーと盛り上げ役は誰? 吉田の後継者は遠藤か板倉、ポスト長友の筆頭候補は堂安、菅原にも期待

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2023年03月30日

「なあなあなチームじゃダメ」と苦言

ポスト長友に一番近い堂安は、現在の代表チームは「比較的静か」と危機感を覚えている。写真:サッカーダイジェスト/JMPA代表撮影

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「声のボリュームは減ったかもしれないけど、みんなでコミュニケーションを取っている。若いチームという感じですかね」とシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)も変化を口にしていた。

 W杯で金髪と赤髪を披露するなど、話題を提供し、チームを支えられる存在はやはり必要。メンタルモンスターのマインドを引き継ぐ者の出現が待たれるところだ。

 筆頭は堂安だろう。コロンビア戦敗戦後にも「短い活動の中でコミュニケーションを取ってくれた先輩方がいるので、それを僕らもやらないと。最近、比較的静かなチームだと思っているので、危機感は感じてます」と険しい表情で語っていた。

「なあなあなチームじゃダメ」とも苦言を呈しており、周りに厳しいことを言える強靭なメンタルは、ポスト長友に一番近そうだ。

 2018年の秋にA代表に初招集された頃、長友から直々に指導を受けていたことを思い出し、彼には声出しから意思疎通まで、より積極的にアクションを起こし、前向きに戦える空気を作ってもらいたい。
 
 それに続く人材としては、明るく物怖じしないキャラクターの菅原がいる。今回がA代表“本格デビュー”ということで遠慮があったのかもしれないが、表現力や適応力の高い彼はもっとやれるはず。

 今後は「自分がチームを盛り上げていく」という覚悟を持って、どんどん声を出し、周りに影響を与えられるように仕向けていってほしい。

 彼らの中からリーダーと盛り上げ役が出てこなければ、いずれ森保監督が30代ベテランを呼び戻すといった判断を下さないとも限らない。そうならないように若い世代はより強い覚悟を持って代表活動と向き合うべき。彼らの真価が問われるのはここからだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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