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第二次森保ジャパン、新たなリーダーと盛り上げ役は誰? 吉田の後継者は遠藤か板倉、ポスト長友の筆頭候補は堂安、菅原にも期待

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2023年03月30日

強力なリーダーシップを発揮できる人材は見つかったか

ウルグアイ戦で腕章を託された遠藤。年代別代表時代から主将を歴任してきた生粋のリーダーだ。写真:サッカーダイジェスト/JMPA代表撮影

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 ウルグアイに1-1、コロンビアに1-2と、初陣シリーズは未勝利に終わった第二次森保ジャパン。

「勝利を目ざさないといけないが、同時に未来を見据えて、選手個々のレベルアップ、チーム全体の選手層・戦い方の選択肢を増やすことが絶対的に必要」と森保一監督は強調。結果以上に若手の引き上げ、世代交代の推進を重視したと説明した。

 確かに、今回の最終ラインは板倉滉(ボルシアMG)、伊藤洋輝(シュツットガルト)以外は、カタール・ワールドカップ未経験組で構成された。2試合に先発した右SBの菅原由勢(AZ)が好印象を残し、長友佑都(FC東京)の後継者と目される左SBのバングーナガンデ佳史扶(FC東京)が代表デビューを飾るなど、2026年の北中米W杯に向けての布石を打った格好だ。

 カタール組が中心だった攻撃陣も、オーストリアで結果を残している中村敬斗(LASKリンツ)が新風をもたらした。
 
 とはいえ、2018年のロシアW杯から4年間、キャプテンの重責を担ってきた吉田麻也(シャルケ)のような強力なリーダーシップを発揮できる人材が明確に見つかったかと言えば、そうとも言い切れないところがあった。

 今回は、ウルグアイ戦で遠藤航(シュツットガルト)、コロンビア戦で板倉がそれぞれキャプテンマークを巻いたが、吉田ほどの圧倒的な統率力を示すまでには至らなかったのではないか。

 指揮官が第一候補と位置づけるフィールドプレー最年長の遠藤は、ご存じの通り、年代別代表時代から主将を歴任。2016年のリオ五輪、吉田が不在だったカタールW杯アジア最終予選でも要職を担った実績がある。所属のシュツットガルトでも日本人ながらキャプテンを任されているのだから、人格・経験的に文句なしだ。

 ただ、コロンビア戦で控えに回ったように、ボール保持重視の新生ジャパンでは、彼よりも鎌田大地(フランクフルト)のようなテクニカルな選手が重用されやすい。名波浩コーチはそういった志向の高い指導者であり、今後も鎌田&守田英正(スポルティング)コンビをボランチの軸に据えたいと考える可能性が高い。

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