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“リアル”南葛SCを軸にした信頼関係があってこそ。『キャプテン翼』の新感覚ゲームはどのようにして生まれたか?――特別鼎談・前編

カテゴリ:連載・コラム

伊藤 亮

2023年01月04日

南葛SCで築かれた信頼関係があればこそ

1時間以上にわたって行なわれたインタビューでは、三者によって様々な議題が立ち上がり熱いトークセッションとなった。写真:滝川敏之

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岩本 「0から始めるブロックチェーンゲーム」を強調することでサッカーファンの関心も集めることができるかもしれません。そうしたら南葛SCの試合と連動した企画もしたいですよね。試合時の時にしかできないことだったり、南葛SC主催のゲーム大会をしたり。

藤好 例えば試合会場に来たらゲーム内のなにかしらプレゼントを入手できる、みたいなことは技術的に可能です。ただ、ゲームが目的でスタジアムに来る人が増えるかもしれないですよ。

岩本 でも、そういう人たちが南葛SCの試合を見てファンになってくれるかもしれない。今後Jリーグを目指すうえでより集客を増やさないといけないことも考えると、やっていきたいですね。

 話している間にも次々と議題が立ち上る。まるで会議にお邪魔したようだ。何より、思ったことを次々と議論する姿からは南葛SCで培われた信頼関係が見える。

藤好 『キャプテン翼 -RIVALS-』はサッカーというよりキャラクターに焦点を当てています。キャラクターを育成して戦い勝っていく。その満足感が得られることを中心にしているんです。

國光 そこは強調したいところです。今あるブロックチェーンゲームは、お金稼ぎが目的になってしまっている。

岩本 ゲームとして遊ぶのではなく、もはや作業になってしまっていると。

國光 そう。でも、ゲームの本質は楽しむことで。『キャプテン翼 -RIVALS-』は「play to earn」ではなく「play and earn」でありたい。ゲームを楽しんで、なんだったら報酬ももらえるという。我々が目指しているのはそこなんです。

 新感覚ブロックチェーンゲーム『キャプテン翼 -RIVALS-』は、ゲーム業界でも注目されているという。なぜ他に先駆け、今回このような新たな挑戦に踏み込めたのか。そのベースには南葛SCというサッカーチームがあった。単なるサッカーチームにとどまらない、その存在意義を、後編でさらに掘り下げていく。
※前編了。後編は1月5日(木)に公開予定です。

取材・文●伊藤 亮
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