ブラジル対セルビアはセットプレーが鍵
【グループG展望】
前回大会で同組だったブラジル、スイス、セルビアが再び、一堂に会するという、運命の悪戯としか言いようがない組分け。当時のもう1か国はコスタリカだったが、アフリカの雄カメルーンが入ったことで、どう影響するか。
無論、3か国とも4年半でアップデートされており、総合的にはスケールアップしている。ブラジルは初戦でセルビアと戦うが、何しろ準備期間が短いので、手探りで入ったところで、セルビアに出端をくじかれるリスクはある。
セルビアはセットプレーの得点力が抜群で、ブラジルが唯一苦手とするのがセットプレーの守備というのも興味深い構図だ。一方、スイスは組織力や全体としてのプレー強度は初戦の相手カメルーンを上回るが、明確な武器を持つカメルーンは危険なチームだ。大会直前には同じアフリカ勢のガーナと強化試合をして臨むが、良いシミュレーションになるかどうか。
前回大会で同組だったブラジル、スイス、セルビアが再び、一堂に会するという、運命の悪戯としか言いようがない組分け。当時のもう1か国はコスタリカだったが、アフリカの雄カメルーンが入ったことで、どう影響するか。
無論、3か国とも4年半でアップデートされており、総合的にはスケールアップしている。ブラジルは初戦でセルビアと戦うが、何しろ準備期間が短いので、手探りで入ったところで、セルビアに出端をくじかれるリスクはある。
セルビアはセットプレーの得点力が抜群で、ブラジルが唯一苦手とするのがセットプレーの守備というのも興味深い構図だ。一方、スイスは組織力や全体としてのプレー強度は初戦の相手カメルーンを上回るが、明確な武器を持つカメルーンは危険なチームだ。大会直前には同じアフリカ勢のガーナと強化試合をして臨むが、良いシミュレーションになるかどうか。
ブラジルとスイスは2試合目で当たる。前回大会では1-1だったが、チャンスの数はブラジルが大きく上回っていた。スイスは守護神ゾマーのビッグセーブに頼る部分が大きいだろうが、ブラジルはここでてこずると3試合目のカメルーン戦でも突破に向けてパワーを割くことになる。
優勝候補の1つであるブラジルは、決勝までの7試合を考えれば、2連勝で3試合目はターンオーバーに持っていきたいところだろう。
文●河治良幸
【画像】日本代表のホームが堂々1位!英紙が選出したカタールW杯出場国の「ユニホームランキングTOP10」
優勝候補の1つであるブラジルは、決勝までの7試合を考えれば、2連勝で3試合目はターンオーバーに持っていきたいところだろう。
文●河治良幸
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