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【カタールW杯|G組展望】優勝候補のブラジルも苦戦するか。セルビアのセットプレー、スイスの完成度、カメルーンの多様性に注目

カテゴリ:国際大会

河治良幸

2022年11月04日

ブラジル対セルビアはセットプレーが鍵

優勝候補のブラジルは、かつてないほど組織的にまとまっている。6度目の戴冠を果たせるか。(C)Getty Images

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【グループG展望】

 前回大会で同組だったブラジル、スイス、セルビアが再び、一堂に会するという、運命の悪戯としか言いようがない組分け。当時のもう1か国はコスタリカだったが、アフリカの雄カメルーンが入ったことで、どう影響するか。

 無論、3か国とも4年半でアップデートされており、総合的にはスケールアップしている。ブラジルは初戦でセルビアと戦うが、何しろ準備期間が短いので、手探りで入ったところで、セルビアに出端をくじかれるリスクはある。

 セルビアはセットプレーの得点力が抜群で、ブラジルが唯一苦手とするのがセットプレーの守備というのも興味深い構図だ。一方、スイスは組織力や全体としてのプレー強度は初戦の相手カメルーンを上回るが、明確な武器を持つカメルーンは危険なチームだ。大会直前には同じアフリカ勢のガーナと強化試合をして臨むが、良いシミュレーションになるかどうか。
 
 ブラジルとスイスは2試合目で当たる。前回大会では1-1だったが、チャンスの数はブラジルが大きく上回っていた。スイスは守護神ゾマーのビッグセーブに頼る部分が大きいだろうが、ブラジルはここでてこずると3試合目のカメルーン戦でも突破に向けてパワーを割くことになる。

 優勝候補の1つであるブラジルは、決勝までの7試合を考えれば、2連勝で3試合目はターンオーバーに持っていきたいところだろう。

文●河治良幸

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