JFL、その先を見据えクラブの体制整備にも本格的に着手
ここまでチーム補強を中心に話をしてきたが、先を見据えて動いている案件はまだまだある。
「選手個々の仕事の調整があるのですぐにとはいきませんが、来年からチーム練習を現在の夜間から午前に変更しようと動いています」
関東リーグ1部の試合は日中。普段の練習が試合に繋がることを考えれば、身体を動かす時間帯は試合時間に近いに越したことはない。コンディション面において生活リズムが試合に及ぼす影響は大きい。これも近年南葛SCが抱えていた課題だった。
「あと、関東リーグ1部というハイレベルなカテゴリを戦ってくれている選手たちを大切にしたいので、現在5人の株式会社南葛SCの選手社員を20名に増やします」
仕事とサッカーの両立。これは選手たちには切っても切り離せない切実な問題だ。その仕事面の精神的負担を少しでも軽減し、よりサッカーへ集中してもらう策だ。選手たちの都合に応じ、引退後まで含めて相談に乗っているという。その詳細に関してはまた別の機会に譲るが、現在岩本GMは「南葛SCモデル」なるビジネスモデルを構築中なのだ。
一方で、Jリーグ入りを見越して2023年4月からはユースチームの立ち上げも予定されている。
「ユースチームに入ってくる選手、そしてトップチームの独身の選手たち用に寮も地元の葛飾区立石に用意しました。もともと寮だった建物で約50人が暮らせる作りになっています」
さらに、かつてのインタビュー記事にもあったようにスタジアム建設の案件も進めつつ、女子、アカデミーもこれまでのNPO法人から株式会社南葛SCの運営に移行すべくテコ入れを行なっている。Jリーグまであと2つとなった今、いよいよ体制整備も本格化してきた。
「もちろん案件の一つひとつに優先順位をつけていくのは大事ですが、今は全てを同時進行で行なっています。正直、昇格に関してチーム戦力はそこまで心配はしていません。むしろ、その他のリーグ参入条件を満たせていけるかどうか。こちらの方が大変かもしれません」
「選手個々の仕事の調整があるのですぐにとはいきませんが、来年からチーム練習を現在の夜間から午前に変更しようと動いています」
関東リーグ1部の試合は日中。普段の練習が試合に繋がることを考えれば、身体を動かす時間帯は試合時間に近いに越したことはない。コンディション面において生活リズムが試合に及ぼす影響は大きい。これも近年南葛SCが抱えていた課題だった。
「あと、関東リーグ1部というハイレベルなカテゴリを戦ってくれている選手たちを大切にしたいので、現在5人の株式会社南葛SCの選手社員を20名に増やします」
仕事とサッカーの両立。これは選手たちには切っても切り離せない切実な問題だ。その仕事面の精神的負担を少しでも軽減し、よりサッカーへ集中してもらう策だ。選手たちの都合に応じ、引退後まで含めて相談に乗っているという。その詳細に関してはまた別の機会に譲るが、現在岩本GMは「南葛SCモデル」なるビジネスモデルを構築中なのだ。
一方で、Jリーグ入りを見越して2023年4月からはユースチームの立ち上げも予定されている。
「ユースチームに入ってくる選手、そしてトップチームの独身の選手たち用に寮も地元の葛飾区立石に用意しました。もともと寮だった建物で約50人が暮らせる作りになっています」
さらに、かつてのインタビュー記事にもあったようにスタジアム建設の案件も進めつつ、女子、アカデミーもこれまでのNPO法人から株式会社南葛SCの運営に移行すべくテコ入れを行なっている。Jリーグまであと2つとなった今、いよいよ体制整備も本格化してきた。
「もちろん案件の一つひとつに優先順位をつけていくのは大事ですが、今は全てを同時進行で行なっています。正直、昇格に関してチーム戦力はそこまで心配はしていません。むしろ、その他のリーグ参入条件を満たせていけるかどうか。こちらの方が大変かもしれません」