「関東リーグ1部のチームは全てが強い」

南葛SCの指揮を執る森監督は、今季で2年目に突入する。『キャプテン翼』の哲学“ボールはともだち”の通り、マイボールを大事につなぐサッカーを展開する。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)
とはいえ、実力が保証されている選手たちを揃えても、コンスタントにパフォーマンスが発揮されなければ意味がない。それはこれまでの南葛SCが悩んできた課題でもある。
「登録選手35人に対し、リーグ戦でベンチに入れるのは18人まで。試合に出られなかった選手の試合勘を維持するためにも、チームの熟練度を上げていくためにも、今シーズンは公式戦と同時にトレーニングマッチが非常に重要になると捉えています」
さらに、新たにアスレティックトレーナーとコンディショニングコーチをトップチームに加えることが1月17日の「2022シーズン トップチームスタッフ体制のお知らせ」で発表された。
「チームの軸となる監督、コーチ、選手が残る中で何が一番重要か。それを考えた時にコンディションという結論になりました。既存の選手、新加入の選手含めて走り負けない。最後まで戦えるように体制を整えました。もともと植野悟さんという凄腕のトレーナーがいるのですが専属ではなかったので、東京ヴェルディで7年間やってきた実績のある能登篤史さんに専属でチームに付いてもらい、コンディション面に特化したフィジコ的な立ち位置で小出慎史さんにも入っていただきました」
もちろん、全てが地域CLや全社の連戦のためではない。最も危惧しているのは関東リーグ1部のレベルの高さだ。
「正直、地域CLよりも全社よりも、勝ち抜く難しさでいえば関東リーグ1部の方がどう考えても大変と感じています。所属している全チームが強い、という印象です。正直、関東リーグ1部の半分のチームが今JFLに上がったとしても互角に渡り合えるのでは。仮にJFLに昇格したとして、そこからJ3へ昇格するより、関東リーグ1部からJFLに昇格することの方が断然難しいでしょう」
と強調する。精力的に動き回る岩本GMだが、関東リーグ1部へのリスペクト、そして危機感によって身を突き動かされているように感じた。
「登録選手35人に対し、リーグ戦でベンチに入れるのは18人まで。試合に出られなかった選手の試合勘を維持するためにも、チームの熟練度を上げていくためにも、今シーズンは公式戦と同時にトレーニングマッチが非常に重要になると捉えています」
さらに、新たにアスレティックトレーナーとコンディショニングコーチをトップチームに加えることが1月17日の「2022シーズン トップチームスタッフ体制のお知らせ」で発表された。
「チームの軸となる監督、コーチ、選手が残る中で何が一番重要か。それを考えた時にコンディションという結論になりました。既存の選手、新加入の選手含めて走り負けない。最後まで戦えるように体制を整えました。もともと植野悟さんという凄腕のトレーナーがいるのですが専属ではなかったので、東京ヴェルディで7年間やってきた実績のある能登篤史さんに専属でチームに付いてもらい、コンディション面に特化したフィジコ的な立ち位置で小出慎史さんにも入っていただきました」
もちろん、全てが地域CLや全社の連戦のためではない。最も危惧しているのは関東リーグ1部のレベルの高さだ。
「正直、地域CLよりも全社よりも、勝ち抜く難しさでいえば関東リーグ1部の方がどう考えても大変と感じています。所属している全チームが強い、という印象です。正直、関東リーグ1部の半分のチームが今JFLに上がったとしても互角に渡り合えるのでは。仮にJFLに昇格したとして、そこからJ3へ昇格するより、関東リーグ1部からJFLに昇格することの方が断然難しいでしょう」
と強調する。精力的に動き回る岩本GMだが、関東リーグ1部へのリスペクト、そして危機感によって身を突き動かされているように感じた。