「カテゴリが上がるぶん、新たにレベルが高い選手が入って来ることになります。全てのポジションの選手が安泰じゃないと」
ハイレベルな中での競争は大歓迎だ。
「既存の選手が試合に出続けてくれるのはもちろん、1年目からレギュラーポジションをとる選手が出てくれてもいい。昨年、他のチームがオフになる中、入替戦に向けて2か月以上トレーニングを続けたチーム力は確実に上がっています。森一哉監督は実績や知名度には一切関係なく、フェアな競争から試合に出す選手を決めますから」
これまで実質32人だった登録選手数は35人にまで増やす予定だ。そして「各ポジションにレギュラークラスを2人以上」揃える意気込みでいる。「J3で考えたら全然おかしい補強ではないですよね」と言う岩本GM。2022シーズン、南葛SCの目標はJFL昇格。そこに向け、やれることはやり尽くして開幕を迎えたい。
「登録選手人数は、関東リーグ1部だけを考えれば30人で十分なんです。それを35人にしたのは、やはり地域CLや全社に進んだ際待ち受けている連戦までを考慮してのことです」
これまでの昇格とはわけが違う関東リーグ1部からJFLへの昇格条件。次回は、この難関までを見据えての新シーズンの展望と、チームとして次々に打っている新たな施策について、引き続き岩本GMに話を聞いた。
※後編に続く。次回は1月31日(月)に公開します。
取材・文●伊藤 亮
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