「宇佐美はひとつレベルを越えないといけない大会かもしれない」。
<会見要旨②/質疑応答>
Q.シンガポール戦をどう分析したか?
「素晴らしい試合をしたと思っています。あれだけたくさんパスが成功した代表戦は初めてじゃないですか。確か670本のパスを通しました。31本のシュートのうち、19回ほど100パーセントと言える決定機がありました。逆に相手は我々のペナルティエリアに入れませんでした。最後の決定的な仕事ができなったのが、日本の大きな問題点。リーグ戦で25~30点取れる選手を見つけるのが課題です」
Q.東アジアップと、9月以降のワールドカップ予選に向けて試したいことは?
「選手を発見したい。(9月以降の)A代表にはおそらく50パーセントほど国内組が入ってくると予想しています。あとはチームを向上させたい。これまでよりも可能性を探りたいですね。3つのシステム、3つのオーガナイズに対応できる選手を選んでいます。
それから野心を見せつけないといけないと思います。今回の中国では、少し特別な環境が用意されています。アウェーではメンタル面で強いものを発揮しないといけません。対戦3か国は我々に相当な敵対心を持っているので、それに対抗できる選手を見つけられたらと思っています。
現地での環境を踏まえてシステム、選手の選定をしたい。選手たちのモチベーションが高いのは嬉しいことです。(コンディションに不安がある)太田も(柴崎)岳も、『中国でプレーしたい』と強い意思を見せてくれています。こういう気持ちが大切なのです」
Q.Jリーグに対してのリクエストは?
「特に点を取ることころ、我々は違いを見せつける選手を探さなければいけないと思っています。そのためにリーグの方々にコラボレートしていきましょう、私を助けて下さいという話をしました。
この大会にはトレーニングなしでいかなければいけないという話もしました。私と同じように、彼らもリーグのカレンダーに意見を言いたいのではないかなと思っています。いろんなことをお互いに修正していきましょうという話をしました。日本代表がより良い結果を出せば、みなさんも協力してくれると思います。
それから国内組での合宿もしたいなという話もしました。それに関してもしっかりお互いオーガナイズしていきましょうと。おそらく同意されないクラブもあると思います。ただ、前回のミニ合宿で我々は完璧な仕事をしたと思っています。
合宿の最後に、全選手が私のところに来て意見してくれました。たくさんの選手がやはりA代表でプレーしたと言ってくれました。彼らには野心があります」
Q.新しい選手の発見と結果。東アジアカップで重視するのは?
「大事なのは結果です。そこを求めたうえで、新しい選手を見つけたい。アウェーという特別な環境で、強いメンタルを示してもらいたいですね。例えば宇佐美。おそらく守られていない、我々が保護されていない状況で戦わなければいけない。おそらく国内のデュエル(競り合い)とは違うものになると思います。
つまり、そうした準備を予めしておかないといけないということです。例えば、宇佐美はひとつレベルを越えないといけない大会かもしれません。なぜかというと、もし彼がヨーロッパを望むのであれば、より厳しいデュエルが待っているからです」
Q.初選出の遠藤の評価は? 五輪代表候補をどう捉えていますか?
「湘南では3バックの右をやっていますが、だからといって4バックの右では使えません。ちなみに、日本代表の右SBは内田、(酒井)高徳、(酒井)宏樹あたりが選ばれています。国内組がここでプレーしたA代表の試合を皆さんは最近見たことがありますか? 私が記憶するなかでは、随分遡らなければいけない。
広島の塩谷は右でプレーできると思いますが、怪我をしてしまいました。新潟の松原も負傷中です。五輪の選手に目を向ければ、岩波とか植田とか、そうした選手もA代表に呼びたいなと思っています。だけども、リーグのなかでプレーする時間が少ないですね。もちろん彼らも、A代表に入る資格があれば呼びます」
Q.シンガポール戦をどう分析したか?
「素晴らしい試合をしたと思っています。あれだけたくさんパスが成功した代表戦は初めてじゃないですか。確か670本のパスを通しました。31本のシュートのうち、19回ほど100パーセントと言える決定機がありました。逆に相手は我々のペナルティエリアに入れませんでした。最後の決定的な仕事ができなったのが、日本の大きな問題点。リーグ戦で25~30点取れる選手を見つけるのが課題です」
Q.東アジアップと、9月以降のワールドカップ予選に向けて試したいことは?
「選手を発見したい。(9月以降の)A代表にはおそらく50パーセントほど国内組が入ってくると予想しています。あとはチームを向上させたい。これまでよりも可能性を探りたいですね。3つのシステム、3つのオーガナイズに対応できる選手を選んでいます。
それから野心を見せつけないといけないと思います。今回の中国では、少し特別な環境が用意されています。アウェーではメンタル面で強いものを発揮しないといけません。対戦3か国は我々に相当な敵対心を持っているので、それに対抗できる選手を見つけられたらと思っています。
現地での環境を踏まえてシステム、選手の選定をしたい。選手たちのモチベーションが高いのは嬉しいことです。(コンディションに不安がある)太田も(柴崎)岳も、『中国でプレーしたい』と強い意思を見せてくれています。こういう気持ちが大切なのです」
Q.Jリーグに対してのリクエストは?
「特に点を取ることころ、我々は違いを見せつける選手を探さなければいけないと思っています。そのためにリーグの方々にコラボレートしていきましょう、私を助けて下さいという話をしました。
この大会にはトレーニングなしでいかなければいけないという話もしました。私と同じように、彼らもリーグのカレンダーに意見を言いたいのではないかなと思っています。いろんなことをお互いに修正していきましょうという話をしました。日本代表がより良い結果を出せば、みなさんも協力してくれると思います。
それから国内組での合宿もしたいなという話もしました。それに関してもしっかりお互いオーガナイズしていきましょうと。おそらく同意されないクラブもあると思います。ただ、前回のミニ合宿で我々は完璧な仕事をしたと思っています。
合宿の最後に、全選手が私のところに来て意見してくれました。たくさんの選手がやはりA代表でプレーしたと言ってくれました。彼らには野心があります」
Q.新しい選手の発見と結果。東アジアカップで重視するのは?
「大事なのは結果です。そこを求めたうえで、新しい選手を見つけたい。アウェーという特別な環境で、強いメンタルを示してもらいたいですね。例えば宇佐美。おそらく守られていない、我々が保護されていない状況で戦わなければいけない。おそらく国内のデュエル(競り合い)とは違うものになると思います。
つまり、そうした準備を予めしておかないといけないということです。例えば、宇佐美はひとつレベルを越えないといけない大会かもしれません。なぜかというと、もし彼がヨーロッパを望むのであれば、より厳しいデュエルが待っているからです」
Q.初選出の遠藤の評価は? 五輪代表候補をどう捉えていますか?
「湘南では3バックの右をやっていますが、だからといって4バックの右では使えません。ちなみに、日本代表の右SBは内田、(酒井)高徳、(酒井)宏樹あたりが選ばれています。国内組がここでプレーしたA代表の試合を皆さんは最近見たことがありますか? 私が記憶するなかでは、随分遡らなければいけない。
広島の塩谷は右でプレーできると思いますが、怪我をしてしまいました。新潟の松原も負傷中です。五輪の選手に目を向ければ、岩波とか植田とか、そうした選手もA代表に呼びたいなと思っています。だけども、リーグのなかでプレーする時間が少ないですね。もちろん彼らも、A代表に入る資格があれば呼びます」