国立競技場で歌う彼女をイメージしながら、書いてみました。
そうして生まれた『懐かしい未来』。歌唱を担当するのは今をときめく女優、上白石萌音さんだ。森山さんは若き表現者に、絶大な信頼を寄せている。
「やはり、素晴らしい説得力を持っている。彼女は叩き上げのひと。決してエリート街道ではなく、ちゃんと舞台を踏んだり、小さい頃からオーディションを経験して、今では国民的に支持される女優さんのひとりになった。確固たるシンガーとしての魅力があるし、彼女以外、思いつかなかったですね」
レコーディングの様子をまとめた映像には、森山さんが思い描いた通り、伸びのある澄んだ歌声で感情を昂らせる上白石さんの姿があった。事前に森山さんとスタッフが作成した“選手権イメージビデオ”が効果てきめんだったようだ。上白石さんは「レコーディング前に見て号泣してしまって。みんなが本当にこの一瞬にかけているということに心を揺さぶられました」と明かしている。
「感情移入のところですよね。親近感を持ってもらいたかったんです。ただのスポーツイベントの曲を歌うのではなくて、高校サッカーっていう独特の歴史があるスポーツイベント、しかも100回大会。イメージのすり合わせっていうのが大事だなと感じて。
エリート校にだってドラマがある。日々、劣悪な環境で練習しているチームだってある。いろんな特長を持つチームや、名物監督だったり、そういうところが面白い。それこそ、小嶺(忠敏)監督のドキュメントを観てもらっても良かったかもしれないですね。事前に映像を作ってもらって、ぜひ萌音ちゃんにも観てもらったほうがいいよとなったんです。
国立競技場で、この曲をたくさんの人に見守られて彼女が歌っているのをイメージしながら、書いてみました」
「やはり、素晴らしい説得力を持っている。彼女は叩き上げのひと。決してエリート街道ではなく、ちゃんと舞台を踏んだり、小さい頃からオーディションを経験して、今では国民的に支持される女優さんのひとりになった。確固たるシンガーとしての魅力があるし、彼女以外、思いつかなかったですね」
レコーディングの様子をまとめた映像には、森山さんが思い描いた通り、伸びのある澄んだ歌声で感情を昂らせる上白石さんの姿があった。事前に森山さんとスタッフが作成した“選手権イメージビデオ”が効果てきめんだったようだ。上白石さんは「レコーディング前に見て号泣してしまって。みんなが本当にこの一瞬にかけているということに心を揺さぶられました」と明かしている。
「感情移入のところですよね。親近感を持ってもらいたかったんです。ただのスポーツイベントの曲を歌うのではなくて、高校サッカーっていう独特の歴史があるスポーツイベント、しかも100回大会。イメージのすり合わせっていうのが大事だなと感じて。
エリート校にだってドラマがある。日々、劣悪な環境で練習しているチームだってある。いろんな特長を持つチームや、名物監督だったり、そういうところが面白い。それこそ、小嶺(忠敏)監督のドキュメントを観てもらっても良かったかもしれないですね。事前に映像を作ってもらって、ぜひ萌音ちゃんにも観てもらったほうがいいよとなったんです。
国立競技場で、この曲をたくさんの人に見守られて彼女が歌っているのをイメージしながら、書いてみました」
森山さんは小中高と、東京の成城学園で学んだ。常に生活はサッカーとともにあり、高校3年時にはサッカー部のキャプテンを務め、プロ選手になる夢を描いていた。国立への想いを絶たれた選手権予選の最後の試合は、いまでも鮮明に覚えている。
「終わった瞬間は、本当にあっけなかった。都大会の2回戦くらいで、負けるはずがない相手に負けたんです。3年間練習してきたのに、これで終わりかってほど、情けない負け方。キャプテンをやっていたんですけど、今でもその瞬間がずっと忘れられないでいる。
ステージは低いけども、そういうときの試合ってスローモーションにように思い起こされる。自分の無力さしか感じない。1-2で負けているんだけど、残り5分くらいで急に目が覚めて必死にボールを追う自分がいて。今回の歌詞の中に、『懐かしい未来、時計を止めて』ってフレーズがある。あれは紛れもなく、僕がレフェリーに対して思っていた気持ち。ロスタイム、時を止めて、時間を戻してって、すごく具体的だったりするんですよね」
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「終わった瞬間は、本当にあっけなかった。都大会の2回戦くらいで、負けるはずがない相手に負けたんです。3年間練習してきたのに、これで終わりかってほど、情けない負け方。キャプテンをやっていたんですけど、今でもその瞬間がずっと忘れられないでいる。
ステージは低いけども、そういうときの試合ってスローモーションにように思い起こされる。自分の無力さしか感じない。1-2で負けているんだけど、残り5分くらいで急に目が覚めて必死にボールを追う自分がいて。今回の歌詞の中に、『懐かしい未来、時計を止めて』ってフレーズがある。あれは紛れもなく、僕がレフェリーに対して思っていた気持ち。ロスタイム、時を止めて、時間を戻してって、すごく具体的だったりするんですよね」
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