京都――堅守速攻をベースにするも戦術が浸透せず、期待を裏切る出来。
京都サンガF.C.
リーグ成績(21節終了時):17位 勝点22 6勝4分11敗 25得点・33失点
【前半戦の戦いぶり】
昨季から大幅にメンバーを入れ替えた影響を差し引いても、期待を大きく裏切る出来だ。福岡との開幕戦(3-1)で快勝しながら低迷を招いた最大の要因は、戦術が浸透していないことに尽きる。
和田監督の下、堅守速攻をベースに戦うも、肝心の守備が不安定では元も子もない。また、個に依存しがちな攻撃は連係面に課題が山積みだ。
下位から脱却するには、勝負強さも克服すべきだろう。今季は先制すれば高い勝率を誇る一方、リードを奪われると滅法弱く、逆転勝利は一度もない。今後は自力で勝利を手繰り寄せる〝力強い戦い″を身に付けたい。
【前半戦MVP】
大黒将志(FW)
攻撃陣が機能しないなかでもひとり気を吐き、チーム最多の10得点はさすがだ。得点嗅覚は冴え渡る。
文:雨堤俊祐(サッカーライター)
リーグ成績(21節終了時):17位 勝点22 6勝4分11敗 25得点・33失点
【前半戦の戦いぶり】
昨季から大幅にメンバーを入れ替えた影響を差し引いても、期待を大きく裏切る出来だ。福岡との開幕戦(3-1)で快勝しながら低迷を招いた最大の要因は、戦術が浸透していないことに尽きる。
和田監督の下、堅守速攻をベースに戦うも、肝心の守備が不安定では元も子もない。また、個に依存しがちな攻撃は連係面に課題が山積みだ。
下位から脱却するには、勝負強さも克服すべきだろう。今季は先制すれば高い勝率を誇る一方、リードを奪われると滅法弱く、逆転勝利は一度もない。今後は自力で勝利を手繰り寄せる〝力強い戦い″を身に付けたい。
【前半戦MVP】
大黒将志(FW)
攻撃陣が機能しないなかでもひとり気を吐き、チーム最多の10得点はさすがだ。得点嗅覚は冴え渡る。
文:雨堤俊祐(サッカーライター)