【J2前半戦終了】全22チームの戦いぶりを振り返る Vol..3――C大阪、愛媛、京都、水戸編

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年07月08日

愛媛――気掛かりは試合運びの拙さ。どんな展開にもブレない精神力の強さが上位進出の鍵に。

昨季13得点を挙げたエースの河原が、今季も7ゴールを挙げる活躍。中位で奮闘するチームをさらに上位へ導けるか。

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愛媛FC
リーグ成績(21節終了時):11位 勝点30 9勝3分9敗 23得点・24失点
 
【前半戦の戦いぶり】
 戦前の予想を覆して、プレーオフ圏内を狙える中位につける戦いぶりは評価できる。格上から金星を挙げ、クラブ初の4連勝を飾るなど“木山イズム”は着実に浸透。
 
 攻守とも盤石とは言えないが、状況に応じてシステムや戦術を使い分けるやり方で、結果にこだわり続ける指揮官の狙いは奏功している。
 
 気掛かりなのは試合運びの拙さで、リードした途端に受け身となり、相手の反撃を許す展開は少なくない。2点差のリードをひっくり返された10節の北九州戦はまさにその象徴。どんな展開にもブレない精神力の強さが上位進出の鍵になりそうだ。
 
【前半戦MVP
河原和寿(FW)
チャンスメイクに絡み、抜群の得点センスも発揮。その抜け目のなさで前線の核となった。
 
文:松本隆志
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