【J2前半戦終了】全22チームの戦いぶりを振り返る Vol.1――横浜FC、讃岐、栃木、北九州編

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年07月08日

栃木――要所で決定力や集中力を欠き、21節まで連勝なし。課題の夏場を前に黒星先行。

今季浦和から期限付きで移籍加入したFW阪野。浦和では出場機会に恵まれなかっただけに、その鬱憤を晴らしたい(C) J.LEAGUE PHOTOS

画像を見る

栃木SC
リーグ成績(21節終了時):16位 勝点22 5勝7分9敗 22得点・29失点
 
【前半戦の戦いぶり】
 J1昇格を掲げる以上、この低迷ぶりでは低評価となる。課題は「安定感」。良い試合と悪い試合の波が大きく、21節まで連勝がない状態もそれを物語る。また、勝敗が決まるような要所での決定力、不用意な失点を防ぐ集中力をともに欠いていた。
 
 酷暑の時期を迎えるが、チームは夏場に毎年のように失速し、順位を落としてきた。それでも中位以上の順位で終われていたのは、前半戦で築いた「貯金」があったからだ。
 
 しかし、今季はすでに黒星先行。例年と同じように夏場に勝点が伸び悩むようであれば、残留争いに巻き込まれる可能性も十分にある。
 
【前半戦MVP
阪野豊史(MF)
エースとして期待されるも5点はやや寂しい。ただ全ゴールが勝利に直結している点は評価。
 
文:桜井 誠(下野新聞)
【関連記事】
連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】J2で大躍進の金沢、原動力はミスのない「ふたつの顔」
【J2】5戦白星なし――開幕ダッシュに成功した千葉は、なぜ失速したのか
【大宮】スマートさより、首位にふさわしい絶対的な強さを
【磐田】最前線と最後方に陣取る“スペシャル”プレーヤー
【北九州】「昨年の5位以上」を目指して北九州が始動
サッカーダイジェスト編集長コラム――KAZU伝説に終わりは見えない
【讃岐】「横一線ではない」なかで熾烈なポジション争いを展開中
【栃木】松村や阪野ら10人を加えて、25人の少数精鋭で挑む

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ