「いいメンバーがいるだけじゃ勝てない。大事なのは…」
――昨年、9月には大きな怪我がありました。ベルギー時代にも長く故障で離脱した時期がありましたが、どんな心境に?
「やってしまったか、とは思いましたけど、落ち込んだりはしなかったですね。ある程度の復帰までのプロセスのイメージは持っていましたし、自分が復帰までに何をしなきゃいけないのかっていう事を、さらに復帰した後にチームに貢献するために、より良い状態で合流するために何をしなきゃいけないのか、ということを考えました、ああいう長い怪我は、一日一日の積み重ねで、6か月あるうちの4か月をいい加減に過ごして、ラスト2か月で調整すれば完璧に戻りますというわけにはいかないので、本当に怪我をした次の日からやれることを自分で探して、それを続けました」
――6月の天皇杯で一度復帰しましたが、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で再び故障して、本格復帰したのは8月になってからでした。
「天皇杯が久しぶりの試合で、そこからACLに行って中2日、3日というのがあって、怪我してから負荷をかけてやるというのができてなかったので、ACLでは身体に負担がかかっていたのかなとは思いますね。8月に復帰してから出場時間も少しずつ増えていって、だんだん試合の90分の強度には身体が慣れてきてはいる。しっかりこれを継続して、コンディションと自分の自信とか感覚を取り戻すことが一番だと思う。まだ100%とは言えないですけど、やっと自分のイメージとか身体のフィット感が少しずつ合ってきたとは感じています」
――今シーズンのチームの戦いについてはどう感じている?
「少なからずコロナの影響はあったと思います。ACLを含めると21連戦という誰も経験したことがないスケジュールの中で、みんな必死に喰らいついてやってきました。それでも、結果が出ないというのは本当にもどかしかった。ただ、何か練習でやって、すぐ次の試合から上手くいく事はあまりないと思うので、それを地道に続けて準備していくことが改善する方法だと思います。あとは、上手くいかない状況だからこそ、コミュニケーションと互いに要求していくことが大事になってくる」
「やってしまったか、とは思いましたけど、落ち込んだりはしなかったですね。ある程度の復帰までのプロセスのイメージは持っていましたし、自分が復帰までに何をしなきゃいけないのかっていう事を、さらに復帰した後にチームに貢献するために、より良い状態で合流するために何をしなきゃいけないのか、ということを考えました、ああいう長い怪我は、一日一日の積み重ねで、6か月あるうちの4か月をいい加減に過ごして、ラスト2か月で調整すれば完璧に戻りますというわけにはいかないので、本当に怪我をした次の日からやれることを自分で探して、それを続けました」
――6月の天皇杯で一度復帰しましたが、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で再び故障して、本格復帰したのは8月になってからでした。
「天皇杯が久しぶりの試合で、そこからACLに行って中2日、3日というのがあって、怪我してから負荷をかけてやるというのができてなかったので、ACLでは身体に負担がかかっていたのかなとは思いますね。8月に復帰してから出場時間も少しずつ増えていって、だんだん試合の90分の強度には身体が慣れてきてはいる。しっかりこれを継続して、コンディションと自分の自信とか感覚を取り戻すことが一番だと思う。まだ100%とは言えないですけど、やっと自分のイメージとか身体のフィット感が少しずつ合ってきたとは感じています」
――今シーズンのチームの戦いについてはどう感じている?
「少なからずコロナの影響はあったと思います。ACLを含めると21連戦という誰も経験したことがないスケジュールの中で、みんな必死に喰らいついてやってきました。それでも、結果が出ないというのは本当にもどかしかった。ただ、何か練習でやって、すぐ次の試合から上手くいく事はあまりないと思うので、それを地道に続けて準備していくことが改善する方法だと思います。あとは、上手くいかない状況だからこそ、コミュニケーションと互いに要求していくことが大事になってくる」
――「こんな順位にいるメンバーではない」というファンも少なくないと思います。
「それは自分たちもみんなも思っていますし、ファンの方たちが思うのも無理はないと思います。ただ、現実に自分たちはいま、この順位にいる力しかないんだということを受け入れる必要もある。受け入れたうえで、じゃあ何が必要なのかということを各々が考えて、チームとして同じ方向に持っていくという事が大事だと思う。
鳥栖にいた時も(フェルナンド)トーレスや金崎(夢生)君、高橋秀人君、権田選手、原川力と良いメンバーがいましたけど、残留争いに巻き込まれました。そこがサッカーの面白いところでもありますけど、いいメンバーがいるだけじゃ勝てないし、それをしっかりチームとして同じベクトルに向けてやっていく事が一番大事なのかなと」
――離脱している間に宮本(恒靖)監督の解任がありました。もどかしさもあった?
「そうですね。去年加入した時に、本当にサポートしてもらいましたし、多くを語らない人ですけど、チームを勝たせるために色々な事をやってくれた。ガンバではレジェンド的な存在ですし、選手たちはみんな責任を感じています。ただ、下を向いていても意味がないですし、こうなってしまったことは仕方がないので、次にやるべきことというのをしっかりやらなきゃいけない。
サッカー界は狭いので、またどこかで会うとは思いますし、会った時にまた話せたらなと思います。そのためにも、しっかり残留させたいですね。後はこの状況を変えられるのは自分たちだけですし、しっかり難しい状況というのに向き合って、少しでも勝点を積み上げて、上の順位に行くという所にフォーカスしてやっていければと思います」
――松波(正信)監督から求められていることは?
「ピッチの中では、やはりゴールやアシストだと思います、あとはチームが勝つために何をしなきゃいけないかという事を見せてくれと思っていると思うので、自分が出た時にはそういう部分をしっかりピッチの上で表現したい。練習からもそういう事を意識してやっているつもりなので、これを続けてもっともっと戦える集団にしていきたいなと思います」
「それは自分たちもみんなも思っていますし、ファンの方たちが思うのも無理はないと思います。ただ、現実に自分たちはいま、この順位にいる力しかないんだということを受け入れる必要もある。受け入れたうえで、じゃあ何が必要なのかということを各々が考えて、チームとして同じ方向に持っていくという事が大事だと思う。
鳥栖にいた時も(フェルナンド)トーレスや金崎(夢生)君、高橋秀人君、権田選手、原川力と良いメンバーがいましたけど、残留争いに巻き込まれました。そこがサッカーの面白いところでもありますけど、いいメンバーがいるだけじゃ勝てないし、それをしっかりチームとして同じベクトルに向けてやっていく事が一番大事なのかなと」
――離脱している間に宮本(恒靖)監督の解任がありました。もどかしさもあった?
「そうですね。去年加入した時に、本当にサポートしてもらいましたし、多くを語らない人ですけど、チームを勝たせるために色々な事をやってくれた。ガンバではレジェンド的な存在ですし、選手たちはみんな責任を感じています。ただ、下を向いていても意味がないですし、こうなってしまったことは仕方がないので、次にやるべきことというのをしっかりやらなきゃいけない。
サッカー界は狭いので、またどこかで会うとは思いますし、会った時にまた話せたらなと思います。そのためにも、しっかり残留させたいですね。後はこの状況を変えられるのは自分たちだけですし、しっかり難しい状況というのに向き合って、少しでも勝点を積み上げて、上の順位に行くという所にフォーカスしてやっていければと思います」
――松波(正信)監督から求められていることは?
「ピッチの中では、やはりゴールやアシストだと思います、あとはチームが勝つために何をしなきゃいけないかという事を見せてくれと思っていると思うので、自分が出た時にはそういう部分をしっかりピッチの上で表現したい。練習からもそういう事を意識してやっているつもりなので、これを続けてもっともっと戦える集団にしていきたいなと思います」