湘南戦をポジティブに捉えることもできる
昇格組の福岡が今季、なによりも成し遂げるべきはJ1残留だろう。開幕前に長谷部茂利監督は「昨年以上に、アグレッシブで躍動感あるチーム」を作ることを誓い、目標は「50ポイント以上、順位は10位以上、ルヴァンカップはベスト4以上」に設定した。
ルヴァンカップは残念ながらグループステージで敗退となったが、リーグ戦での“勝点50以上、10位以上”のノルマ達成は十分に射程圏内だ。29試合を消化した時点で、12勝7分10敗、勝点43の9位。金森もチームの戦いぶりと可能性に確かな手応えを得ている。
――◆――◆――
勝点43で、50ポイントを達成していないですし、残留も確定させたわけでもない。一方で、ACL出場権獲得の争いも終わっていない。本当にまだ何も決まっていないなかで、自分たちがこれまで積み上げてきたものを継続してできるかが大事になってくると思います。それができれば必ず目標は達成できるはずですし、残り試合、一つひとつを決勝戦のつもりで、全力でぶつかっていきたい。
この先、どういう状況になるかは分かりませんが、現時点で言えば、自分たちが今いる順位より下のチームとの対戦が多くなってきます。個人的には、難しい試合になってくるのかな、と。自分も過去に残留争いの経験があるのですが、終盤戦で下位に沈むチームは、残留に向けて凄い力を発揮してくる。そうした相手に対して、自分たちはいつもどおりのサッカーができるかどうか。そこが重要になってくると思います。
この前の湘南戦(当時15位)も難しい試合になりましたし、シーズンの前半戦を振り返れば、今、下の順位にいるチームに負けていたり、手こずった印象があります。その相手との対戦で、いかに自分たちが勝ちに持っていけるかで、アビスパの強さを証明できると思うので、まだまだ気を抜かずに戦っていきたい。
たとえ内容が悪かったとしても、勝ちに持っていけるのが本当に強いチーム。湘南戦は苦戦して、それでも先制点を奪うことはできたんですけど、最後の最後に追いつかれてしまった。ちょっと甘さが出てしまったのかもしれない。本当に悔しかったし、勝ちたかったですね。
もっとも、湘南戦をポジティブに捉えることもできると思います。あそこで追いつかれたっていうのは、なんていうか、“このままではダメだ”というところでもあると思うので。今一度、気を引き締めることができたのではないかとも考えています。
ルヴァンカップは残念ながらグループステージで敗退となったが、リーグ戦での“勝点50以上、10位以上”のノルマ達成は十分に射程圏内だ。29試合を消化した時点で、12勝7分10敗、勝点43の9位。金森もチームの戦いぶりと可能性に確かな手応えを得ている。
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勝点43で、50ポイントを達成していないですし、残留も確定させたわけでもない。一方で、ACL出場権獲得の争いも終わっていない。本当にまだ何も決まっていないなかで、自分たちがこれまで積み上げてきたものを継続してできるかが大事になってくると思います。それができれば必ず目標は達成できるはずですし、残り試合、一つひとつを決勝戦のつもりで、全力でぶつかっていきたい。
この先、どういう状況になるかは分かりませんが、現時点で言えば、自分たちが今いる順位より下のチームとの対戦が多くなってきます。個人的には、難しい試合になってくるのかな、と。自分も過去に残留争いの経験があるのですが、終盤戦で下位に沈むチームは、残留に向けて凄い力を発揮してくる。そうした相手に対して、自分たちはいつもどおりのサッカーができるかどうか。そこが重要になってくると思います。
この前の湘南戦(当時15位)も難しい試合になりましたし、シーズンの前半戦を振り返れば、今、下の順位にいるチームに負けていたり、手こずった印象があります。その相手との対戦で、いかに自分たちが勝ちに持っていけるかで、アビスパの強さを証明できると思うので、まだまだ気を抜かずに戦っていきたい。
たとえ内容が悪かったとしても、勝ちに持っていけるのが本当に強いチーム。湘南戦は苦戦して、それでも先制点を奪うことはできたんですけど、最後の最後に追いつかれてしまった。ちょっと甘さが出てしまったのかもしれない。本当に悔しかったし、勝ちたかったですね。
もっとも、湘南戦をポジティブに捉えることもできると思います。あそこで追いつかれたっていうのは、なんていうか、“このままではダメだ”というところでもあると思うので。今一度、気を引き締めることができたのではないかとも考えています。