王者バイエルンからも2名を選出
王者バイエルンからはCBニコラス・ジューレとMFマルク・ロカを選出。前者はドイツ代表でも、バイエルンでも守備の要として首脳陣から期待をかけられているが、今シーズンはそれに応えるだけのパフォーマンスを披露できなかった。
もちろん膝の長期故障から復帰を果たし、まだ復調しきっていないという点では同情の余地はある。それでも体重コントロールに失敗し、減量をチームから求められるというのはいただけない。来シーズン、ホッフェンハイム時代の恩師であるユリアン・ナーゲルスマン監督の下でも復活できなければ、そのままずるずる落ちていってしまう恐れさえある。
リバープールへ移籍したチアゴ・アルカンタラの後継者として期待されていたロカにとって、バイエルンのスタメン争いは予想以上に高い壁だったことだろう。公式戦スタメン出場はわずかに5試合。チャンピオンズ・リーグのグループステージ、レッドブル・ザルツブルク戦では、2枚のイエローカードで退場となるなど、せっかくのアピールチャンスを生かせなかった。シーズン途中に、中盤センターの選手に怪我人が相次ぐ時期があったにもかかわらず、ハンジ・フリック監督から名前を呼ばれることは少なかった。
もちろん膝の長期故障から復帰を果たし、まだ復調しきっていないという点では同情の余地はある。それでも体重コントロールに失敗し、減量をチームから求められるというのはいただけない。来シーズン、ホッフェンハイム時代の恩師であるユリアン・ナーゲルスマン監督の下でも復活できなければ、そのままずるずる落ちていってしまう恐れさえある。
リバープールへ移籍したチアゴ・アルカンタラの後継者として期待されていたロカにとって、バイエルンのスタメン争いは予想以上に高い壁だったことだろう。公式戦スタメン出場はわずかに5試合。チャンピオンズ・リーグのグループステージ、レッドブル・ザルツブルク戦では、2枚のイエローカードで退場となるなど、せっかくのアピールチャンスを生かせなかった。シーズン途中に、中盤センターの選手に怪我人が相次ぐ時期があったにもかかわらず、ハンジ・フリック監督から名前を呼ばれることは少なかった。
昨シーズンの二の舞を避けるために、開幕から残留を目標にやってきたはずなのに、ついに降格の憂き目にあったブレーメンからは、大迫勇也とミロ・ラシツァの二人を選んだ。
大迫にとっては、最初からずっと厳しいシーズンになってしまった。決勝ゴールを挙げたDFBカップのレーゲンスブルク戦など、アピールに成功した試合もあった。だが、他のオフェンス陣が素晴らしいプレーをしていたわけでもないにもかかわらず、流れの中でチームがチャンスを作り出すことができないという事情もあり、最後まで監督の信頼を勝ち取れなかった。『Kicker』誌の平均採点がチームワーストというのが悲しい事実として残っている。
同様のことはラシツァにも言える。移籍確実といわれながら結局残留し、さらに怪我も重なり、パフォーマンスを発揮しづらい状況だったのは否めない。それでもシーズン2得点はやはり少なすぎる。
大迫にとっては、最初からずっと厳しいシーズンになってしまった。決勝ゴールを挙げたDFBカップのレーゲンスブルク戦など、アピールに成功した試合もあった。だが、他のオフェンス陣が素晴らしいプレーをしていたわけでもないにもかかわらず、流れの中でチームがチャンスを作り出すことができないという事情もあり、最後まで監督の信頼を勝ち取れなかった。『Kicker』誌の平均採点がチームワーストというのが悲しい事実として残っている。
同様のことはラシツァにも言える。移籍確実といわれながら結局残留し、さらに怪我も重なり、パフォーマンスを発揮しづらい状況だったのは否めない。それでもシーズン2得点はやはり少なすぎる。