【識者が選ぶプレミアのワースト11】ビッグ6から9人を選出!衝撃的な不調だったのが…

カテゴリ:ワールド

内藤秀明

2021年05月25日

「期待外れの新戦力の代表格」は?

 GKと同様に、“ワースト”な選手の選定に苦労した左SBは、怪我でシーズンの大半を棒に振ったシティのネイサン・アケー。終盤に出た試合では良いプレーを見せたが、リーグ戦にわずか10試合しか出場しておらず、約50億円もの移籍金がかかったことを考えれば、物足りないと言わざるを得ない。

 稼働率でいえば、アーセナルのMFトーマス・パーティも意外だった。怪我をしない選手という触れ込みだったが、加入直後に負傷し、結局リーグ戦でのスタメンは18試合、途中出場6試合に留まった。プレー自体は攻守ともにクオリティを見せつけたが、来シーズンはもう少しプレータイムを増やしたいところだ。

 中盤では、ルベン・ネベスも苦しんだ選手のうちの一人だ。本来は低い位置からの組み立てが得意な選手だが、そのパスが精彩を欠いた。ウルブスが得点力不足に苦しみ、リーグワースト5位の得点数(36点)に終わったのは、何も主砲ラウール・ヒメネスの故障離脱だけが原因ではない。
 
 マンチェスター・ユナイテッドのドニー・ファン・デベークは、期待外れの新戦力の代表格だ。元来、高い位置で縦パスを受けてから良さを発揮する選手で、現在のユナイテッドのボランチには、その縦パス供給を得意とするタイプがいないというエクスキューズはある。

 とはいえ、もう少しチームへの適応を見せたいところだった。今夏の中盤の補強次第では、まだフィットする可能性は残されているものの、本人がプレースタイルの幅を広げる必要があるだろう。

 前線は3枚。まず、リバプールの鉄人サディオ・マネが調子を崩したのは衝撃だった。思えば、ここ数年はほとんど休む間もなく稼働しており、これまでパフォーマンスを落とさなかったことのほうが、驚きだったのだが……。いずれにしても、最終節にようやく二桁に乗せたとはいえ、11ゴールに終わり、18点を叩き込んだ昨シーズンと比べると、ここに入れざるを得えなかった。

 もう一枚のウイングは、チームメイトのウィリアンと悩んだが、ピエール=エメリク・オーバメヤンのほうを選んだ。これまで依存しすぎていたという面もあるのだが、このキャプテンが不振に陥ると、アーセナルはとりわけ序盤戦に深刻な得点力不足に悩まされた。8位に終わった最大の要因と言ってもいいだろう。
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