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バルサが今季も断ち切れなかった“負のサイクル”。なぜショッキングな結末でも選手は批判を免れるのか【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2021年05月15日

ラポルタ新会長に求められるのは?

 もう長年、バルサは輝かしいキャリアを誇る一定の核となる選手の存在がマネジメントを左右してきた。スポーツ面では戦術の幅が限定させ、経営面では高額の年俸が財政を逼迫させた。バルサと言えば、独特のプレースタイルがトレードマークになっている。しかし最近議論になるのは、もっぱら一定の選手に合致した戦術の構築法である。

 そんな変革が待ったなしの状況の中、渦中の人となるのはやはりクラブのトップであるラポルタだろう。先日、クーマン監督と会談の場を持ちヒアリングを行ったが、新会長は慣例に左右されずに冷静に状況を見極め、確たる判断に則って行動に移さなければならない。
 
 その際、求められるのは妥協を許さない厳格さと誠実さだ。そう、近年、クラブにもチームにも欠けていた姿勢だ。負のサイクルを断ち切るためには、旧弊を打破しないことには何も始まらないのだ。

文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWeb』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事を翻訳配信しています。

 
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