「ドバイのクラブへ移籍したらその先が見えないと思った」
プロデビューから12年。磐田から始まり、熊本、オランダのVVV、タイのスパンブリーFCを渡り歩いた後、なぜカレンはソウル行きを決めたのだろうか。
「もちろん夢を叶えたいから、ここ(韓国)へやって来た。イングランドへの想いはまだ消えていないので。夢を実現させるためにはどこがベストなのか、いろいろ考えてこの地を選んだ。ここは、あくまでイングランドでプレーするための通過点に過ぎない」
オファーが届いたのは昨年12月中旬。給料や環境は問題なく、ソウル市内の高級マンションも用意され、高級車まで与えられる。そんな文句のない条件を提示されながら、当初は決断に悩んだという。
「去年の11月にマレーシアのクラブから話をもらって交渉を進めていたら、12月に入ってからUAEのドバイにあるクラブからもオファーが届いた。そこ(ドバイのクラブ)から提示された金額は、マレーシアと韓国の2倍。契約期間は6か月限定だったけど、お金だけで判断したら魅力的だった。正直、“カレン史上最高額”だったから。でもドバイに移籍したら、その先が見えないと思った。イングランド行きのチャンスがあるとすれば……、やはりこっち(韓国)だろうと思った」
年明けの1月下旬からチームに合流すると、その選択は間違っていなかったと確信した。トレーニングのレベルは高く、メディカル面が充実している。早々にマーティン・レニー監督からの信頼も勝ち取り、キャンプからずっと2トップの一角としてスタメンを張った。 昨季は怪我で出遅れながら、タイのプレミアリーグで22試合に出場して7ゴールを挙げているカレンだが、今季はリーグ戦で40試合フル出場を果たし、得点王を狙うつもりだという。
「うちのスタイルをひと言で言うと、パワープレーを押し出したイングランドサッカーのよう。システムはオーソドックスな4-4-2で、縦に速くてアップダウンがすごく激しい。俺が好きな細かいパスで崩すサッカーではないけど、中盤に良い選手が揃っているから得点チャンスは多いと思う。最低でもふた桁以上は狙いたい。もちろん得点王になれたら最高だね。そうしたら、イングランド行きも近づくはずだから」
イーランドFCとは2年契約を結んでいるが、カレンが見据えているのは、あくまでその先にある。12月にイングランドでトライアウトに参加する許可も下りているそうだ。そんな条件を付けたのも、すべてはイングランドに行くためだという。
しかし、そこまでしてなぜイングランドにこだわるのだろうか。
「もちろん夢を叶えたいから、ここ(韓国)へやって来た。イングランドへの想いはまだ消えていないので。夢を実現させるためにはどこがベストなのか、いろいろ考えてこの地を選んだ。ここは、あくまでイングランドでプレーするための通過点に過ぎない」
オファーが届いたのは昨年12月中旬。給料や環境は問題なく、ソウル市内の高級マンションも用意され、高級車まで与えられる。そんな文句のない条件を提示されながら、当初は決断に悩んだという。
「去年の11月にマレーシアのクラブから話をもらって交渉を進めていたら、12月に入ってからUAEのドバイにあるクラブからもオファーが届いた。そこ(ドバイのクラブ)から提示された金額は、マレーシアと韓国の2倍。契約期間は6か月限定だったけど、お金だけで判断したら魅力的だった。正直、“カレン史上最高額”だったから。でもドバイに移籍したら、その先が見えないと思った。イングランド行きのチャンスがあるとすれば……、やはりこっち(韓国)だろうと思った」
年明けの1月下旬からチームに合流すると、その選択は間違っていなかったと確信した。トレーニングのレベルは高く、メディカル面が充実している。早々にマーティン・レニー監督からの信頼も勝ち取り、キャンプからずっと2トップの一角としてスタメンを張った。 昨季は怪我で出遅れながら、タイのプレミアリーグで22試合に出場して7ゴールを挙げているカレンだが、今季はリーグ戦で40試合フル出場を果たし、得点王を狙うつもりだという。
「うちのスタイルをひと言で言うと、パワープレーを押し出したイングランドサッカーのよう。システムはオーソドックスな4-4-2で、縦に速くてアップダウンがすごく激しい。俺が好きな細かいパスで崩すサッカーではないけど、中盤に良い選手が揃っているから得点チャンスは多いと思う。最低でもふた桁以上は狙いたい。もちろん得点王になれたら最高だね。そうしたら、イングランド行きも近づくはずだから」
イーランドFCとは2年契約を結んでいるが、カレンが見据えているのは、あくまでその先にある。12月にイングランドでトライアウトに参加する許可も下りているそうだ。そんな条件を付けたのも、すべてはイングランドに行くためだという。
しかし、そこまでしてなぜイングランドにこだわるのだろうか。