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「オランピック・老人ホーム」長友佑都のマルセイユ加入に賛否両論! “高齢化”を現地紙記者が痛烈に皮肉る【現地発】

カテゴリ:海外日本人

結城麻里

2020年09月01日

ひとりめの “サムライ”も、加入当初はからかわれていた

日本代表では両SBを務めることが多い酒井(後列左端)と長友。(C)Getty Images

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 思えば、酒井宏樹がマルセイユにやってきたときも、随分とからかわれたものだ。マルセイユはフランスで最も愛されているクラブであり、最も激烈なサポーターをもつ“噴火クラブ”でもある。それだけに、当時、酒井が活躍できると思うフランス人は、実のところほとんどいなかった。ところが、酒井が献身的な戦士となってマルセイユを救うたび、評価はぐんぐん上昇。今やクラブやサポーターから愛される存在となった。

 したがって長友も、ピッチ上で認めさせるしかない。

 アンドレ・ヴィラス=ボアス監督は長友について、「ベテラン」の用語を使い、「アマビのドゥブリュールを責任もって引き受ける男だ」と表現している。

「ベテラン」は日本での使用法以上に「古参兵」の意味合いが強く、「ドゥブリュール」は「代役」の意味になる。「代役」と明言しているところがミソだ。また、監督はここでお金を浮かせた代わりに、アタッカーの獲得を強くクラブに迫ってもいる。

 つまり長友は、アマビがプレーしない時に、断固たる活躍をみせねばならないことになるだろう。日本での知名度や通算122試合を数える代表キャップ数を鼻にかけることなく、戦士となってチームを救えるかどうかだ。マルセイユふたりめのサムライに、注目が集まっている。

文●結城麻里
text by Marie YUUKI
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