【浦和】ガンバ戦の完勝に導いた“いぶし銀”のふたり…元流経大コンビが再建の切り札に

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2020年08月21日

宇賀神と武藤はともに、ここまで苦しい時期が続いたが

大槻体制2年目の今季は不安定な戦いが続く。”元流経大コンビ”が安定化の切り札となるか。写真:滝川敏之

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 もしサッカーという競技が、ひとりずつ代表者を出す1対1の勝負を11回繰り返すスポーツなら、彼らよりも優先順位が高い選手はいるかもしれない。しかしながら、11人と11人の集団同士がピッチの中で多くの不確定要素を抱えながら動きの中で戦うからこそ、彼らのようなチームプレーヤーが生きる。

 こうした選手たちがいると、様々なエリアにできる、ふたりから3人のユニットが急激に補完関係を築くようになる。宇賀神と武藤は、ともに昨季からの負傷を引きずってプレシーズンのトレーニングキャンプに出遅れ、ここまで苦しい時期が続いたが、ピッチで見せるプレーはまさに玄人好みでいぶし銀のもの。3試合前に名古屋グランパスに2-6の大敗を喫したチームの立て直しに、流通経済大で1年違いのコンビはひと役も二役も買っていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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