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【J1採点&寸評】名古屋2-2G大阪|途中出場で劇的同点ゴールの救世主を最高評価! 名古屋攻撃陣は及第点に

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2020年07月09日

名古屋――マテウスがストライカー顔負けの同点弾でチームに勢いをもたらす

マテウス&G・シャビエルの2ゴールで、前半のみで逆転に成功した。写真:徳原隆元

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FW
11 阿部浩之 6(85分OUT)
この日は一貫して“本職”のサイドハーフでプレー。前半は影が薄かったが、リードして試合をコントロールし始めた後半は、憎らしいまでの試合巧者ぶりを見せた。
 
16 マテウス 6
まだまだコンディションが上がり切っていないのか、爆発的なスピードとドリブルは鳴りを潜める。しかし同点の場面では苦手な右足をコンパクトに振り抜き、ストライカー顔負けのゴールを決めてみせた。
 
44 金崎夢生 6(55分OUT)
本来の出来とは程遠いながらも、前線で身体を張り、相手に食って掛からんばかりの気迫で相手DF陣を牽制し続けた。G・シャビエルへのアシストは実にオシャレだった。
 
交代出場
FW
17 山﨑凌吾 5.5(55分IN)
疲労が色濃い金崎に代わってピッチに入ると、守備の積極性とポストプレーでリードの展開を力強くサポート。もっと自らゴールを狙っても良いと思うが、チームの流れを壊さないプレーに徹した。
 
FW
25 前田直輝 5(69分IN)
リードを盤石とするため山﨑とのツートップで前線に運動量をもたらしたが、2失点目の直前に放ったシュートに至るまでの一連のプレーは、ターンが素晴らしかっただけにやや軽率の感も。
 
MF
14 秋山陽介 ―(85分IN)
前節同様、終盤の締め役として左サイドバックに入ったが、同点に追いつかれた場面ではパトリックとのミスマッチにみすみすヘディングパスを許した。
 
MF
8 ジョアン・シミッチ ―(85分IN)
1点差を守りきるべく米本、稲垣との3ボランチを結成。空中戦の強さを買われての投入だっただけに、最後の場面ではパトリックとのマッチアップをチームが判断すべきだったか。
 
監督
マッシモ・フィッカデンティ 5.5
失点の仕方がやや気になるが、得点の形は良く、リードを奪った後の試合展開も安定していた。体力面での不安がたたってか今回は終盤に追いつかれるも、試合内容としては概ね狙い通りで好感が持てる。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
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