そして、エスポワール代表が予選を勝ち抜いて五輪出場を決めるや否や、ソーシャルネットで大きなハートマークを発信、一貫して東京オリンピック出場を希望してきた。
これを受けて、ノエル・ルグラエットFFF会長は、エムバペのオリンピック出場を強く支援。パリSGにもその方向で訴えかけると繰り返してきた。今回の書簡を受け取っても、完全に諦めたわけではなさそうだ。
ただ、雇用しているのはクラブであり、その立場を踏みにじることもできない。エムバペ本人も昨年末、オリンピック出場の希望を熱く繰り返したうえで、「もしクラブが拒否した場合は、クラッシュ(衝突)まではならない」とクラブの意向を汲む発言をしていた。