五輪はエムバペ本人が参加を熱望
フランスサッカー連盟が作成した東京五輪に参加する選手候補のリストに、パリ・サンジェルマンに所属するキリアン・エムバペの名前が含まれているようだ。英紙『Daily Mail』などが報じている。
同紙によれば、今回のリストは1次リストで80人をピックアップ。このリストからまず50人に絞られ、最終的には23歳以下の18人と、4人のオーバーエイジ枠候補で構成される計22人まで絞り込まれたのち、最終決定の18人まで絞り込む。セレクトには数週間かかる見込みだという。
フランス・サッカー連盟会長のノエル・ル・グレイト氏は「21歳の彼は、参加の資格を備えている。ほかの才能ある同年代の若者と同様に候補に入った。これは自然のことだ」と語ったという。
同紙によれば、今回のリストは1次リストで80人をピックアップ。このリストからまず50人に絞られ、最終的には23歳以下の18人と、4人のオーバーエイジ枠候補で構成される計22人まで絞り込まれたのち、最終決定の18人まで絞り込む。セレクトには数週間かかる見込みだという。
フランス・サッカー連盟会長のノエル・ル・グレイト氏は「21歳の彼は、参加の資格を備えている。ほかの才能ある同年代の若者と同様に候補に入った。これは自然のことだ」と語ったという。
しかし、エムバペはフランス代表として7月12日まで行なわれるユーロ2020に参加する可能性を残している。五輪のグループステージは7月22日にスタートするため、ほぼ休み無しで2大会に参加し、最長で8月8日まで拘束される。
その場合、クラブ側では来季のリーグ開幕時に、主力であるエムバペに休みを与えざるを得なくなる。このことから、クラブ側が難色を示すのでは、という見解も根強い。
グレイト氏は、パリSGのナセル・アル・ケラフィ会長とのやり取りも明かした。
「一般的にクラブ側の会長は、総じてオリンピックの日程に良い顔はしていない。私はナセルにエムバペがどうかと訊ねたら、彼は『とても良い』と言っていたよ。今はそれだけだ」
フランスが五輪で金メダルを獲得したのは、1984年のロサンゼルス大会まで遡る。以来、メダルからは遠ざかっており、エムバペは金メダル獲得に意欲満々だという。
ちなみに、パリSGではブラジル代表ネイマールもオリンピック参加を希望しているとされる。今後は、クラブ側の判断や動向が注目を集めそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部