サポーター同士の支え合いも
たかが1勝、されど1勝。だが、ひとつの勝利は多くの人の希望や心の支えとなることは間違いない。リーグ戦も残り10試合となり、ひとつでも多くの勝利を、ひとつでも勝点を積み上げることが励みになるのであれば、チームはそれに応えなければいけない。早期復旧への願いをプレーに乗せ『がんばろう千葉!』を合言葉にチームは戦って行く構えだ。
だが、ここまでチームは波に乗れず、降格圏とは勝点9差の17位に沈み、苦しい状況が続いている。
「我々は、まだ目が開いた状況ではないので、こういう戦いを次に続けるという身の引き締まる思いも沸いてきました」(江尻監督)
被災地が非災地へと変わるその日まで、多くの人に笑顔が戻るまで、精一杯、戦う姿勢を見せ勝利を届けたい。
だが、ここまでチームは波に乗れず、降格圏とは勝点9差の17位に沈み、苦しい状況が続いている。
「我々は、まだ目が開いた状況ではないので、こういう戦いを次に続けるという身の引き締まる思いも沸いてきました」(江尻監督)
被災地が非災地へと変わるその日まで、多くの人に笑顔が戻るまで、精一杯、戦う姿勢を見せ勝利を届けたい。
最後に18時にキックオフされたゲームで、満月の月明りに映し出された、人と人とのつながりも記したい。
試合開始前からスタジアムの千葉側のゴール裏に「立ち上がれ千葉 みんなで乗り越えよう」、水戸側のゴール裏には「千葉県の一日でも早い復興をお祈りします」と書かれた横断幕が掲げられていたフクアリ。試合終了後には両チームの選手が「がんばろう千葉!」、「ともに歩もう」と書かれたバナーを持ちながら場内を一周。敵味方の区別なく、お互いの健闘を称え、サポーターと共に一日でも早い復旧を願う姿は眩しくもあった。同じ空の下、サッカーの絆、そしてサッカーファミリーの輪が、そこにはあった。
取材・文●石田達也
試合開始前からスタジアムの千葉側のゴール裏に「立ち上がれ千葉 みんなで乗り越えよう」、水戸側のゴール裏には「千葉県の一日でも早い復興をお祈りします」と書かれた横断幕が掲げられていたフクアリ。試合終了後には両チームの選手が「がんばろう千葉!」、「ともに歩もう」と書かれたバナーを持ちながら場内を一周。敵味方の区別なく、お互いの健闘を称え、サポーターと共に一日でも早い復旧を願う姿は眩しくもあった。同じ空の下、サッカーの絆、そしてサッカーファミリーの輪が、そこにはあった。
取材・文●石田達也