ジェフに戻ってきた米倉恒貴。ほろ苦い復帰戦も、右サイドで示した可能性

カテゴリ:Jリーグ

石田達也

2019年08月11日

愛媛戦に右SBとして先発

愛媛戦で千葉復帰後、初めてピッチに立った米倉。右サイドからチャンスを作った。(C)J.LEAGUE PHOTOS

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[J2 27節]千葉2-3愛媛/8月10日/フクアリ
 
J2を戦う千葉におよそ5年半ぶりに米倉恒貴が帰ってきた。
 
「千葉という選択肢しか頭にありませんでした。帰ってこれたことは嬉しいですし、自分が動けなくなってから帰ってくるのではなく、動けているうちに帰ってこれたのは幸せなこと。誰よりもこのチームへの想いは強いですし、昇格できなかった時の悔し涙、降格した時の涙を今でも覚えています。ここで昇格をして意味のあったものにしたいと思います」
 
 G大阪からの期限付き移籍(2020年1月31日まで)とはいえ、並々ならぬ決意での帰還となった。
 
 千葉の江尻篤彦監督も「練習からフルパワーでやって欲しいですし、彼が得意とするのは右。チームの良さは左ですが、右でも良い形を作る補強になっています。年齢も年齢なのでチームを引っ張っていって欲しいですね」と期待を寄せる。
 
 その米倉に千葉復帰後、初の出番が回ってきたのが8月10日に行なわれた27節の愛媛戦だ。G大阪で試合から遠ざかっていたこともあり、コンディション面が心配されたが、右SBとして先発すると試合序盤から見慣れない背番号50はタッチライン際を駆け上がって存在感を見せた。
 
 20分には挨拶代わりとなるクロスをゴール前に入れ、49分にはゴール前に走り込む。そして54分にはFWクレーベにクロスを届けるなど、攻撃に厚みを加え、右サイドを機能させた。
 
 千葉のストロングポイントは左サイドだが、36分には米倉が絡み、右サイドからの小島秀仁のクロスをクレーベがヘッドで決めるなど「左だけでなく右も少しずつ表現が出始めている中で、点を取れたのは良かった」と江尻監督も振り返る。
 
 しかし前半で2点のリードを得た千葉だったが、57分、59分に立て続けに失点すると、試合終了間際の90+4分にも被弾。その直後、米倉のクロスをクレーベがヘディングで合わせるもキーパーに収められ試合終了のホイッスルを聞いた。勝点が3から1、そして最終的には0という結果で米倉の復帰戦は幕を閉じた。
 

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