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【連載・東京2020】神谷優太/中編「高校時代は朝5時半から自主練。そして礼節も学んだ」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2019年07月25日

車のライトを頼りに、ドリブルやシュートを練習

念願の高校サッカー選手権に初出場。チームは準決勝で敗退したものの、圧巻のパフォーマンスを披露した。(C)SOCCER DIGEST

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――ちなみに、高校時代の1日のタイムスケジュールは?
「5時半くらいにグラウンドに出て自主練をして、6時からチームの朝練。それから朝食を食べて、お昼まで授業を受けて、午後は夕方6時まで練習と自主練をしていました。帰ったら夕ご飯を食べて、掃除をして寝る。そんな毎日でしたね」
 
――5時半……早いですね。
「冬は陽が昇るのが遅いんですよ。ただ、5時半くらいから陸上部も練習していて、顧問の先生が車のライトをつけてくれていたので、その灯りを頼りに練習していました」
 
――5時半からの自主練は、神谷選手ひとり?
「基本ひとりでした。自宅生だったひとつ年下の高橋壱晟(現・山形)がたまに来ていましたね」
 
――神谷選手は毎日?
「ほぼ毎日でした。ただ、プレミアリーグの試合ではバス移動とかもあって、その時はさすがにクタクタで疲れているので、休んだりしましたけど」
 
――青森山田高のOBでもある柴崎岳選手(現ヘタフェ)も早朝に自主練をやっていたとか。
「そうみたいですね。(黒田剛)監督から聞きました。毎朝、両足のキックの練習をしていたと。凄いなって思いましたね」
 
――神谷選手はどんな練習を?
「僕はドリブルとシュートばかりやっていました。ボールとマーカーを持って行って、ドリブルしてシュートして、自分でボールを拾いに行って、という感じで」
 
――では、試合で勝つためにはどんな努力をしていましたか?
「ゴールとアシストしか考えていなかったですね。とにかく、チームを勝たせるにはどうすればいいかを考えていました。自分が点を決める。それでチームが勝てばいい」
 
――高校時代の経験で、今一番活きているものは?
「愛媛の選手には『本当かよ』と言われてしまうかもしれないですけど(笑)、礼儀とかマナーはすごく学べたかなと。できて当たり前のことなんですけど、『ありがとうございます』『すみません』って、なかなか言えない人もいるじゃないですか。そこを疎かにしない。サッカーよりも学んだことですね」
 
 
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